この記事をかんたんに書くと…
- シェア専用の「シンプルプラン」がひとりでの契約時(大容量プラン)でも使えるように
- 「docomo with」や「ずっとドコモ割」と併用すれば月20GBで月額4,980円
- 月5GBで良ければ、5分以内の通話が無料で月額4,700円
ドコモの月額980円で利用できる「シンプルプラン」は、ドコモで一番安い基本プランです。
その分、かけ放題などの通話定額がつきません。さらに、スマホの割引もありません。その代わりに、とても安く使える、というシンプルなプランになっています。ただ、この「シンプルプラン」は、家族とシェアをする時だけにしか利用できませんでした。
>> ドコモ 月額980円のシンプルプラン登場。月2GBで月額3,780円
ところが、2017年12月27日からドコモの「シンプルプラン」が、ひとりでの契約時でも利用できるようになるのです!といっても、大容量パケットパック「ウルトラデータLパック(20GB)」と「ウルトラデータLLパック(30GB)」限定になります。
これにより、シンプルプランを使えば「docomo with」との併用で、月20GB利用できて月額4,980円から利用できるようになるのです!
目次
ドコモのシンプルプランとは
それではシンプルプランについておさらいをしてみましょう。
ドコモのスマホ向けの基本プランには、国内通話が24時間無料になる「カケホーダイプラン(月額2,700円)」、5分以内の国内通話が無料になる「カケホーダイライトプラン(月額1,700円)」、そして通話の割引が全くつかないシンプルな基本料金の「シンプルプラン(月額980円)」があります。
どの基本プランでも、家族間の通話は無料になるので、シンプルプランでも家族間の通話に限り、通話し放題になります。その為、シンプルプランを利用する場合、20円/30秒での通話料金になります。ただ、後程紹介しますが、このプランでも、月額850円を支払うことで、10分以内の通話が無料になったり、通話料を10円/30秒にする方法もあります。
docomo withとの併用で月20GBで月額4,980円
今回「シンプルプラン」が、ドコモのひとりで契約するプランとしても利用できるようになったことで、月に20GBで月額4,980円で利用できるようになりました。その金額を実現させる為には「docomo with」と「ずっとドコモ割(長期利用者割)」を併用する必要があります。
「docomo with」とは、対象のスマホを購入することで、次の機種変までずっと月1,500円の割引を受けられプランになります。スマホの割引(月々割)は利用できないのですが、一つの機種を長く使う場合には、こちらの方が安く使える、というプランになります。
もう一つの「ずっとドコモ割」は、ドコモを長く利用することで割引を受けられる特典になります。
・ずっとドコモ割・更新ありがとうポイント
https://www.nttdocomo.co.jp/charge/zutto_arigatou/
シンプルプラン | 980円 |
---|---|
ウルトラデータLパック(20GB) | 6,000円 |
spモード | 300円 |
docomo with | -1,500円 |
ずっとドコモ割(15年以上) | -800円 |
合計 | 月額4,980円 |
大容量プランなら格安SIMよりもドコモがお得
格安SIMでも大容量プランはあるのですが、この料金ならドコモを使った方がお得になります。
というのも、格安SIMで20GBのプランの場合、月額4,800円前後になります。格安SIMの方が180円安いのですが、その料金差であれば、ドコモを使うことをおすすめします。同じ理由で30GBプランの場合も、ドコモがおすすめです。
理由としては以下になります。
・通信速度は遅くならない
・ショップでのサポートを受けられる
・キャリアのメールが利用できる
もっと、安くなるのなら、格安SIMが断然おすすめなのですが、少しの料金差であれば、わざわざ格安SIMを利用するメリットはなくなってしまいます。
月に5GBなら5分かけ放題で月額4,700円
「20GBも使わない」という場合には、5分以内の通話が無料で月5GB使えて月額4,700円という料金も可能です。その場合は「シンプルプラン」は使わずに、「カケホーダイライトプラン」を利用します。
カケホーダイライトプラン | 1,700円 |
---|---|
データMパック(5GB) | 5,000円 |
spモード | 300円 |
docomo with | -1,500円 |
ずっとドコモ割(15年以上) | -800円 |
合計 | 月額4,700円 |
このように月額4,700円で利用することが可能です。
「docomo with」で選べるスマホも、そんなに価格が高くないシンプルなスマホはもちろん、高くはなってしまいますが高性能なスマホが選べますので、結局スマホ代が高くなるから、損をするという心配もありません。
例えば「MONO」というシンプルスマホなら、月額1,053円(24回払い)で購入することができるので、スマホの料金を合わせても、そこまで高くなりませんね。
シンプルプランでも10分かけ放題を利用する方法
最後に、「シンプルプラン」を利用する場合でも、家族以外への通話料を安くする方法を紹介します。それは「OCNでんわ キャリアフリー」を利用する方法になります。
このサービスはNTTグループのNTTコミュニケーションが開始したサービスで、従来は格安SIMの「OCN モバイル ONE」向けの10分かけ放題の通話定額サービスだったのですが、キャリアを問わずに利用できるようになりました。
「OCN モバイル ONE」の利用者の場合には月額850円で利用できるのですが、その他のキャリアは月額1,000円(税抜)になります。その為、ドコモのシンプルプランを使っていても、月額1,000円を追加すれば10分以内の通話が無料になり、超過分の通話料も半額の10円/30秒で利用できるようになります。
>> ドコモやau、ソフトバンクでも「10分通話定額&通話料半額」
ただ、先ほどのシンプルプランの場合、月20GBで月額4,980円でした。
「OCNでんわ キャリアフリー」の月額1,000円を加えると月額5,980円になってしまいます。
それなら、ドコモの5分以内の通話が無料になる「カケホーダイライトプラン」を使えば、月20GBで月額5,700円で利用できます。「カケホーダイライトプラン」の方が280円安いですね。。。とはいえ「OCNでんわ キャリアフリー」は10分以内の通話が無料になるのと、超過分の通話料が半額(10円/30秒)で利用できる点がメリットになります。
もし、通話定額が必要ないようでしたら、通話料だけが半額になるアプリ「楽天でんわ」を利用するという方法もあります。用途によって、使い分けるようにすると、お得に利用できますね。
・楽天でんわ(楽天でんわ 公式サイト)
https://denwa.rakuten.co.jp/
まとめ
通話をあまり利用しないユーザーにとっては、シンプルプランはだいぶお得に利用できるようになりますね。とはいえ、20GBという大容量は、なかなか使えるものではありません。ヘビーユーザーがお得になるだけで、あまりパケットを使わないようなライトユーザーにとっては、あまりお得とは言えないようです。
そのような点では、ライトユーザーは格安SIMの方がお得に利用できるのですが、ライトユーザーほどショップでのサポートが必要なユーザーが多かったりします。。。なかなか難しいですね。
・「シンプルプラン」をおひとりでご利用のお客さま向け「ウルトラパック」に適用拡大-20GB大容量データパックを4,980円からご利用可能に-(ドコモ公式サイト)