ある日、いつものように格安SIMを使っているスマホのテザリングで、Windows 10パソコンをネットに繋いでいたら、目を疑うような出来事が。。。
この記事をかんたんに書くと…
- Windows 10では更新プログラムは基本的に自動でダウンロード
- テザリングの利用でも容赦なく大容量の更新プログラムをダウンロードしてしまう
- 「従量制課金接続」の設定をしておけば、不要なダウンロードを減らすことができる
なんと、1,870MB(約1.8GB)も通信量が消費されていたのです!
30分程ネットに接続して、軽くネットを閲覧したり、ブログに記事を投稿していただけで、動画の視聴や画像の送受信はほとんどしていないのに。。。
そうなのです。
Windows 10が、勝手に更新プログラム(アップデート)をダウンロードしていたのです。通常の利用であれば、300MB程度で済んだものを、6倍もの通信量を消費されてしまいました。更新プログラムなんて、家の固定回線などでWi-Fiで繋いでいる時にダウンロードさせたいですよね。
Windows 7などの以前のバージョンでは、自分の好きなタイミングで更新プログラムをダウンロードできたのですが、Windows 10では、基本的には自動でダウンロードされてしまい、簡単には手動に切り替えることはできなくなってしまいました。
そこでWindows 10の「従量制課金接続」の設定が重要になってきます。
この設定をしておけば、テザリングなどの従量制課金でネットに接続している時には、可能な限りの不要なダウンロードはされないようになります。通信費を節約したい場合には、忘れずに設定しておきましょう。
・Windows 10 での従量制課金接続 (マイクロソフト 公式サイト)
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4028458/windows-metered-connections-in-windows-10
Windows 10の「従量制課金接続」設定の方法
それでは、「従量制課金接続」の設定の手順になります。
まずは、スマホのテザリングをONにして、パソコンをネットワークに接続しましょう。
そして、Windows 10のデスクトップ画面の右下にある、「Wi-Fi(ワイヤレスネットワーク接続)」のアイコンをクリックします。Wi-Fi(ネットワーク接続)のアイコンがない場合には、上向きの矢印アイコンの中に隠れていますので、「上向きの矢印アイコン」のアイコンをクリックします。
すると、隠れているアイコン(常駐されているアプリ)が表示されますので、その中から「Wi-Fi(ワイヤレスネットワーク接続)」のアイコンをクリックします。
「Wi-Fi(ワイヤレスネットワーク接続)」のアイコンをクリックすると、接続できるネットワークの一覧が表示されます。その中から、テザリングで利用しているネットワーク接続を選択して「プロパティ」をクリックします。
すると、選択した接続先のプロパティが表示されます。
その中に「従量制課金接続」という項目がありますので、「従量制課金接続として設定する」をクリックして「オン」にします。
これで設定は完了です。
アプリによっては、「従量制課金接続」をオンにしていることで、動作が変わって意図的に通信量を減らしてくれるようです。この設定は、選択したワイヤレスネットワークのみに適用されますので、別の接続の通信量も節約したい場合には、同じように設定する必要があります。
まとめ
格安SIMだけに限らず、ドコモなどの大手キャリアでテザリングをする時でも、通信量は限られていますので、なるべく通信量は節約したいですよね。