この記事をかんたんに書くと…
- 2018年6月27日でソフトバンクの「ホワイトプラン」新規受付が終了
- 最低限のプランで良いユーザーにとってはマイナス
- ワイモバイルなら「ホワイトプラン」と同様のプランで月額1,234円~
電話をあまり利用しないユーザーには悲報になります。
残念ながら、ソフトバンクのホワイトプランの新規受付が2018年6月27日(水)で終了することになりました。現在、ホワイトプランを利用しているユーザーは、引き続き利用できますが、ソフトバンクを新規またはMNPで契約する場合には、「スマ放題」または「スマ放題ライト」での契約しかできなくなってしまいます。
ホワイトプランならソフトバンク同士通話し放題※
(※21時~1時を除く)
携帯電話は「最低限の通話ができれば良い」という方もいらっしゃると思います。私も以前はそのような使い方でした。その場合、ホワイトプラン(月額934円)+ウェブ使用料(300円)+パケットし放題S for 4G ケータイ(0円~)を利用して、月額1,234円~の月額料金ですんでしまいます。
基本料金 | ホワイトプラン 月額934円 |
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ウェブ使用料 | 月額300円 |
データプラン | パケットし放題S 月額0円~4,200円 |
合計 | 月額1,234円~5,434円 |
ホワイトプランなら、ソフトバンク同士は1時~21時は通話し放題ですし、家族間は「家族割」で通話無料ですし、自分から電話をかけることが少ない場合には、これで十分だったりします。
スマホの場合でも、以下のような料金プランになります。
基本料金 | ホワイトプラン 月額934円 |
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ウェブ使用料 | 月額300円 |
データプラン | パケットし放題フラット(7GB) 月額5,700円 |
合計 | 月額6,934円 |
スマホの2段階プランだと、すぐに上限に達してしまうので、フラットのプランがおすすめになります。ということで、このようなプランで契約している方も多いのではないでしょうか。通話をそんなに利用しない場合には、これで十分ですよね。
ホワイトプランを使っているユーザーにとってはマイナス
ホワイトプランがなくなってしまうことで、「スマ放題」または「スマ放題ライト」の基本プランしかなくなってしまいます。この月額料金は、スマホの場合には「スマ放題(2,700円)」「スマ放題ライト(1,700円)」、ケータイの場合には「スマ放題(2,200円)」「スマ放題ライト(1,200円)」の月額料金になります。
つまり、ケータイで最低限のプランで利用しようと思うと、スマ放題ライト(月額1,200円)+ウェブ使用料(300円)+データ定額S(0円~)で、合計は月額1,500円~ということになります。
基本料金 | スマ放題ライト 月額1,200円 |
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ウェブ使用料 | 月額300円 |
データプラン | パケットし放題S 月額0円~4,200円 |
合計 | 月額1,500円~5,600円 |
こちらのプランの場合には、ソフトバンク同士の通話し放題がなくなり、5分以内の通話が無料になります。そんなに変わりませんが、月額300円程、最低料金は上がることになります。
スマホの場合には、以下のような料金プランになります。
基本料金 | スマ放題ライト 月額1,700円 |
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ウェブ使用料 | 月額300円 |
データプラン | データ定額5GB 月額5,000円 |
合計 | 月額7,000円 |
ホワイトプランでの利用と比べると、通信量が2GB減ってしまい、通話もソフトバンク同士は無料ではなく、5分通話し放題になり、ほぼ同額の月額料金になります。
このように、ホワイトプランがなくなってしまうと、損をするユーザーが増えてしまいます。
ワイモバイルなら月額1,234円~!
(2018年8月2日 追記)
ソフトバンクグループの「ワイモバイル」は2018年9月1日から価格据え置きで高速データ通信の容量も倍増されて、お得になりました!さらに60歳以上のユーザーは、「かんたんスマホ」の契約で国内通話が無料で利用できて、サポートも気軽に通話料無料!
>> 60歳以上は通話無料でワイモバイルが断然お得!容量も価格据置増量
ドコモでは、すでに同様のプランは廃止され、今回のソフトバンクのような「カケホーダイプラン」の基本料金しかありません。あと残っているのはauのみになりますが、おそらくソフトバンクに追従して、今後はカケホーダイのプランのみになるでしょうね。。。
それでは、大手キャリア以外で、最低限の料金で済むような良いプランはないでしょうか。検討してみましたので紹介します。
一番良い方法は、ワイモバイル(Y!mobile)になります!
ソフトバンクグループの格安ブランドの「ワイモバイル」なら、ソフトバンクのホワイトプランと同様の「ケータイプランSS」が月額934円で提供されており、ウェブ利用料の月額300円、0円から利用できる「データ定額」を合わせも、合計で月額1,234円から利用できるのです。
>> ワイモバイルの詳細はこちら
基本料金 | ケータイプランSS 月額934円 |
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ウェブ使用料 | ベーシックパック 月額300円 |
データプラン | データ定額 月額0円~4,500円 |
合計 | 月額1,234円~5,734円 |
「ケータイプランSS」は、ワイモバイルまたはソフトバンクへの通話が1時~21時の間は通話し放題になります。ホワイトプランと同じですね。ただし、ケータイ限定のプランになりますので、残念ながらスマホでは利用できません。
また、ワイモバイルなら、全国にショップがあるのでショップでサポートも受けられますし、通信速度も格安SIMのように遅くなることもないですし、キャリアメールも使えますので、大手キャリアと同じように利用できるのが最大の利点になります。
格安SIMなら月額1,140円~
これを機に格安SIMにMNPしてしまうのも一つかと思います。
特に通話もほとんどすることがなく、データ通信もほとんど利用しないような場合には、DMMモバイルであれば、月額1,140円で利用することができます。
>> DMMモバイル の詳細はこちら
また格安SIMなら、データ通信料も安いので、ついでにスマホやiPhoneに乗り換えて、便利に活用するのも良いのではないでしょうか。月額2,000円前後くらいですんでしまうので、ケータイを使っていた頃とあまり変わらなかったりします。
>> 月に3GB・90分の無料通話(または10分かけ放題)がコミで月額2,430円
>> 【新登場】月3GB・10分通話定額・スマホ代コミコミで月額2,110円
>> 格安SIMでiPhoneやiPadを使うための方法と流れ
>> 【2017年最新版】格安SIMで通話定額を利用するならどこがオススメ?
まとめ
一時期は世間を騒がせた「ホワイトプラン」も、ついに終了してしまうのですね。。。 なんだか寂しいものです。とはいえ、LINEなどで無料通話ができるようになった今では、ケータイやスマホの使い方もかなり変わっているので、「ホワイトプラン」の終了も、時代の流れなのかもしれませんね。
また「ワイモバイル(Y!mobile)」がだいぶ浸透したこともあり、「ホワイトプラン」と同様の「ケータイプランSS」を、ワイモバイルで一本化した可能性もあります。