活動量計(スマートバンド)とスマホアプリで睡眠・健康管理

投稿:2018年8月1日 更新:2021年2月7日
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活動量計(スマートバンド)とスマホアプリで睡眠・健康管理

この記事をかんたんに書くと…

  • 活動量計(スマートバンド)で心拍数や睡眠のリズムなどを計測することができる
  • 歩数や距離、消費カロリーなどを記録して健康管理
  • 睡眠のリズムや睡眠の質を記録して、より質の良い睡眠のサポート

最近、寝てもすっきりしない・疲れが取れないといったことが少なくありません。
歳のせいとも思ってしまうのですが、何とかしたいところです。運動不足にもなりがちなのですが、それも睡眠の質への違いに繋がってきそうですよね。

そこで活動量計(スマートバンド)の登場です!
スマートバンドと呼ばれる活動量計は、スマートウォッチにも似ているのですが、主に健康管理などフィットネス向けのリストバンドとなっています。時計のように腕に着けることで、心拍数をはかり消費カロリーをより正確に計測できます。

これにより、歩数や消費カロリー、距離や心拍数を計測できるだけでなく、睡眠の記録や睡眠ステージを記録できる活動量計もあるのです。睡眠の質を記録して、さらに睡眠の質を良くする為の改善策のサポートをしてもらえたりします。他にも、スマホの着信やテキストメッセージを通知できたり、運動リマインダーにもなったりと、色々と便利に使えます。

今回は睡眠の質を改善できる活動量計(スマートバンド)を探したところ、2つの製品を見つけたので比較してみました。

 

fitbit alta HR(フィットビット)

fitbit alta HR(フィットビット)

fitbit(フィットビット)は2007年から健康管理とフィットネスの為の活動量計(トラッカー)を発売している老舗になります。その為、この分野での技術やノウハウに定評があります。サンフランシスコが本拠地なのですが、2013年頃から日本でも販売されています。

・fitbit 公式サイト
https://www.fitbit.com/jp/home

 

fitbitトラッカー(スマートバンド)の機能比較

活動量計の製品の種類としては、スマートウォッチとトラッカー(スマートバンド)があるのですが、今回は気軽に睡眠・健康管理ができる「fitbit alta HR」を紹介します。

fitbitには、似たような製品があるのですが、それぞれ機能に違いがあります。表のように「fitbit alta HR」は中間の位置づけにあたる製品になります。もう一つ「Ace」という新製品が発売されていますが、こちらは子供向けの活動量計(トラッカー)となっています。
※2018年3月時点のfitbit公式サイトによる比較表になります

 

fitbitには、似たような製品があるのですが、それぞれ機能に違いがあります

 

今回テーマとなっている「睡眠ステージ」を記録する為の機能は、「fitbit alta HR」または「fitbit charge 2」に搭載されています。「fitbit charge 2」には登った階数有酸素フィットネスレベルなどを計測する機能がついているのですが、「fitbit alta HR」だと16,000円程度、「fitbit charge 2」だと17,000円程度の値段の違いがあります。

さらに「fitbit charge 2」の方が本体サイズが大きくなっており重量も約35g、「fitbit alta HR」の方がスマートで重量も約27gとなります。ということで、少しでもスマートで少しでも安い「fitbit alta HR」を比較対象として選びました。「fitbit alta HR」のバッテリー持続駆動は約7日間、選べるカラーは6色となっています。

https://youtu.be/EqnR7z2l8c8

 

心拍数をはかり、一日の消費カロリーや歩数・距離などを記録

「fitbit alta HR」の基本的な機能としては、心拍数をはかり、一日の消費カロリーや歩数・距離などを記録してくれます。さらに、ランニングやクロストレーナー、エアロバイクなどのエクササイズを自動的に検出して、ダッシュボードに記録する機能もついているので、フィットネスジムなどに通っている場合にも最適ですね。

「fitbit alta HR」の基本的な機能としては、心拍数をはかり、一日の消費カロリーや歩数・距離などを記録してくれます

 

快適な睡眠をサポート

そして、「fitbit alta HR」のもう一つの重要な機能は、浅い睡眠や深い睡眠、レム睡眠などの時間を自動的に記録して、他の同年代や同姓のユーザーと睡眠の質を比較してもらえたり、より良い睡眠を得られる為のアドバイスをしてもらえたりします。

「fitbit alta HR」のもう一つの重要な機能は、浅い睡眠や深い睡眠、レム睡眠などの時間を自動的に記録して、他の同年代や同姓のユーザーと睡眠の質を比較してもらえたり、より良い睡眠を得られる為のアドバイスをしてもらえたりします

 

日本で販売されているAndroidスマホの対応機種が少ない

ただ、一つだけ残念なことがあります。
iPhoneなどのiOS版は問題ないようなのですが、Androidスマホで利用(同期)する場合、対応機種が少ないのです。fitbitが海外の会社ということもあり、日本のスマホはほとんど対応機種には掲載されておらず、実際には動作するかもしれませんが、対応機種には掲載されていない場合には正常に動作しなくても、サポートされなかったりします。

また、今まで正常に動作していても、アプリのバージョンが上がったら動作しなくなる、ということも起こりえます。そういう意味で対応機種に掲載されていないスマホで利用する場合には、一種のかけになってしまいます。。。もっと、日本で販売されている機種の動作確認・対応を行ってほしいですね。

・Android 対応デバイス一覧(fitbit 公式サイト PDF)
https://www.fitbit.com/content/assets/onezip/images/devices/JA_Fitbit_SupportedDevices_Android.pdf

・iOS(iPhone、iPad) 対応デバイス一覧(fitbit 公式サイト PDF)
https://www.fitbit.com/content/assets/onezip/images/devices/JA_Fitbit_SupportedDevices_iOS.pdf

・対応機種検索(fitbit 公式サイト)
https://www.fitbit.com/jp/devices

 

HUAWEI Band 2 Pro(ファーウェイ)

HUAWEI Band 2 Pro(ファーウェイ)

もう一つはHUAWEI(ファーウェイ)が販売しているスマートバンド「HUAWEI Band 2 Pro」になります。HUAWEIは中国の会社で、スマホやタブレット端末で日本でも名前が知られてきています。世界ではスマホの売上がトップ3に入る大企業になります。

HUAWEIの扱うウェアラブル端末には、他にも「TalkBand B2」などがあるのですが、こちらはスマホの通話もできる製品となっており、今回はそちらの機能は必要ない為、比較はしていません。

そして「HUAWEI Band 2」には「Pro」とProが付かない「無印」の製品があります。「HUAWEI Band 2 Pro」は9,000円程度で、「HUAWEI Band 2」は5,000円程度で販売されています。この違いは、GPS搭載、ランニングの統括的なアドバイスをしてくれる「ランニングコーチ」、快適な睡眠をサポート・アドバイスしてくれる「TruSleepトラッキング機能」が付いているかどうかの違いになります。

その為今回は、睡眠サポート・アドバイスをしてくれる「TruSleepトラッキング機能」が付いた「HUAWEI Band 2 Pro」が比較対象となります。重量は約21g、バッテリー駆動日数は約21日間、選べるカラーは2色となっています。

・HUAWEI Band 2/Band 2 Pro(HUAWEI 公式サイト)
https://consumer.huawei.com/jp/wearables/band2/

 

「ランニングコーチ」機能で運動後には効果測定(VO2max)

基本的には「fitbit alta HR」と同じで、「HUAWEI Band 2 Pro」も心拍数をはかって、一日の消費カロリーや歩数・距離などを記録してくれます。「ランニングコーチ」機能を使うことで、トレーニング効果の大幅な改善のためオリジナルのトレーニングメニューを作るだけでなく、運動後には効果測定(VO2max)もしてくれるようです。

「HUAWEI Band 2 Pro」も心拍数をはかって、一日の消費カロリーや歩数・距離などを記録してくれます。「ランニングコーチ」機能を使うことで、トレーニング効果の大幅な改善のためオリジナルのトレーニングメニューを作るだけでなく、運動後には効果測定(VO2max)もしてくれる

 

朝は睡眠が浅くなったタイミングで起こしてくれる

そして「HUAWEI Band 2」はレム睡眠は計測できず、睡眠の深さのみを計測するのですが、「HUAWEI Band 2 Pro」の機能として、レム睡眠など、より細かく睡眠の質を計測できる「TruSleep」機能が搭載されています。

さらに、睡眠の浅くなったタイミングで起こしてくれる「スマートアラーム」も利用できる為、目覚めの良い朝を迎えることができます。

※実際のアプリの画面は日本語になります

「HUAWEI Band 2 Pro」の機能として、レム睡眠など、より細かく睡眠の質を計測できる「TruSleep」機能が搭載されています。さらに、睡眠の浅くなったタイミングで起こしてくれる「スマートアラーム」も利用できる為、目覚めの良い朝を迎えることができます

 

まとめ

他にも色々な活動量計(スマートバンド)があるのですが、質の良い睡眠をサポートしてくれる製品に関しては、この2機種が比較対象となりました。使っているスマホがiPhoneであれば、老舗であるfitbitの「alta HR」がおすすめかと思います。こちらの方が、よりスタイリッシュですよね。

Androidスマホを使っていたり、まずはお手頃に購入できる活動量計(スマートバンド)を使ってみたい場合には「HUAWEI Band 2 Pro」が良さそうですね!睡眠の質にこだわらないのであれば、さらに安く購入できる「HUAWEI Band 2」で活動量計(スマートバンド)を体験してみるのも手かと思います。

ということで、私は2台持ちでガラケーとHUAWEI MediaPad M3を使っているので、通話の通知機能は使えませんが「HUAWEI Band 2」と「HUAWEI MediaPad M3」を同期させて使ってみようと思います。参考までに「HUAWEI MediaPad M3」も「fitbit alta HR」の対応機種には掲載されていません。「HUAWEI Band 2」のレビューは後日掲載します!

>> HUAWEI Band 2 Pro レビュー。9,000円でお手軽に計測して睡眠・健康管理

>> MediaPad M3レビュー。コスパ最高の8.4インチタブレット

 

【Fitbit 関連リンク】

>> 活動量計(スマートバンド)とスマホアプリで睡眠・健康管理 ← 今はこのページ
>> Fitbit Inspire レビュー。食事や水分摂取量も管理できる本格的なフィットネスバンド
>> Fitbit Inspire 使用レビュー。今まで使っていたHUAWEI Band 2 Proと比較
>> Fitbitのアップデートが途中で止まる・失敗する場合の対処法

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