【災害対策】スマホをソーラー充電できる「Anker PowerPort Solar Lite」レビュー

投稿:2018年10月22日 更新:2018年10月23日
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【災害対策】スマホをソーラー充電できる「Anker PowerPort Solar Lite」レビュー

この記事をかんたんに書くと…

  • 折り畳んだ状態はA4サイズよりもコンパクトで意外と軽く(約350g)携帯に最適
  • 5V=2.1A出力で急速充電に対応(天気にもよりますが実際は1A程度?)
  • 晴天の日ならNexus 5(2,400mAh)は3~4時間で充電が完了する

北海道の震災では大規模な停電が発生してしまいました。
東日本大震災の時にも、停電が発生してしまったり、帰宅困難になってしまうようなこともありますよね。そのような災害時には、スマホがネットに繋がりにくくなる為、私はオフラインで利用できる地図「MAPS.ME」を入れてあります。このアプリを入れておけば、オフラインでもGPSで現在地も分かるので、紙の地図がなくても安心ですね。

>> 日本のオフラインマップを使うなら無料のアプリ「MAPS.ME」

 

他にもスマホはライトとして使ったりすることもできるので、災害時にはとても便利ですよね。ただ、スマホもバッテリーがなくなってしまっては、使い物になりません。そんな時に、まず必須なのがモバイルバッテリーになります。

>> スマホを外出先で簡単に充電出来るおすすめのモバイルバッテリー

 

モバイルバッテリーとの併用がおすすめ

Anker Astro M1 External Battery

モバイルバッテリーは、2~3千円程度で購入できるので、是非持ち歩いておきたいところです。モバイルバッテリーがあれば、スマホを充電することができるのはもちろん、USBのホカロンで身体を温めることだってできるのです。

そんなモバイルバッテリーも、停電になってしまうと、充電がなくなってしまいます。そこで、役に立つのがソーラーチャージャー(太陽光による充電器)になります!万が一、停電や帰宅困難で充電がなくなってしまった場合でも、晴れている日中であれば、スマホやモバイルバッテリーを充電することができるので、心強いですね。

 

モバイルバッテリーで有名なAnkerのソーラーチャージャー

ソーラーチャージャーは、色々なメーカーから発売されていますが、私はモバイルバッテリーやスマホのアクセサリで有名な「Anker(アンカー)」のソーラーチャージャーを購入することにしました。

モバイルチャージャーも、充電できるパワーによって値段が異なるのですが、今回は中間くらいにあたる「Anker PowerPort Solar Lite」を購入しました。価格は税込みで5,000円程度になります。

例えば、スマホとモバイルバッテリーを同時に充電したいような場合には、もっと発電量の多いソーラーチャージャーを購入しましょう。ソーラーチャージャーは晴れ具合によって発電量が異なってしまうので、発電量の大きいものを購入しておいた方が確実ではあります。

 

「Anker PowerPort Solar Lite」は意外に軽い

こちらが「Anker PowerPort Solar Lite」になります。

こちらが「Anker PowerPort Solar Lite」になります。

 

本体の他に、0.9mのmicroUSBケーブルと取り扱い説明書、保証書などが同梱されています。

本体の他に、0.9mのmicroUSBケーブルと取り扱い説明書、保証書などが同梱されています。

 

通常時(折り畳み時)のサイズは約280×160×19mm。A4サイズよりも小さくて細長い感じです。意外に軽い(約350g)ので、持ち歩く場合でも苦にはならない程度だと思います。

通常時(折り畳み時)のサイズは約280×160×19mm。A4サイズよりも小さくて細長い感じです。意外に軽い(約350g)ので、持ち歩く場合でも苦にはならない程度だと思います。

 

充電をするために広げた時のサイズは約460×280×4mmになります。
USBは2ポートあり、2ポート合わせて2A(急速充電対応)で充電することができるようになっています。

充電をするために広げた時のサイズは約460×280×4mmになります。

 

晴天の日ならどのくらいで充電が完了する?

10月の雲一つない良く晴れた日中に、試しに充電をしてみました。
今回は充電が0%の状態のNexus 5を使用します。急速充電に対応しているので、「Anker PowerPort Solar Lite」でも、早い充電が見込めます。

このように「Anker PowerPort Solar Lite」を広げて、スマホにケーブルを差し込みます。

このように「Anker PowerPort Solar Lite」を広げて、スマホにケーブルを差し込みます。

 

最初、スマホをこのようにポケットの中に入れていました。

最初、スマホをこのようにポケットの中に入れていました。

すると、スマホ本体がとても熱くなってしまい、下手をすると壊れてしまいそうな状態です(^^; 直射日光の中で、このようにスマホをポケットに入れるのはやめましょう。屋外の日当たりの良いところで日陰を作るのも難しいとは思いますが、なるべくスマホは日陰に置くようにします。

また、「Anker PowerPort Solar Lite」の一部が日陰に入ってしまったりすると、一気にアンペアが下がってしまい、正常に充電ができないこともあるので注意が必要です。

 

Nexus 5は4時間程度で充電完了

午前10時に充電スタート。
1.01Aと表示されていますが、実際はこのあと0.8Aくらいまで下がりました。

午前10時に充電スタート。 1.01Aと表示されていますが、実際はこのあと0.8Aくらいまで下がりました。

 

1時間後の午前11時の状態です。
日も高くなり、先ほどよりアンペア数が増えて0.91Aになっています。1時間で712mAhほど充電されているのが分かります。温度は52℃になっていますね(^^;

1時間後の午前11時の状態です。 日も高くなり、先ほどよりアンペア数が増えています。1時間で712mAhほど充電されているのが分かります。

 

このまま充電されれば、バッテリー容量が2,000mAh(実際は2,400mAh)のNexus 5は、3時間程で満充電されるのですが、太陽が移動したことで日陰の位置がずれてしまい、充電が少し弱くなってしまいました(^^;

ということで、4時間6分で2003mAhのNexus 5 のバッテリーは満充電になりました!

ということで、4時間6分で2003mAhのバッテリーは満充電になりました!

 

当初のNexus 5のバッテリー容量は2,400mAhなのですが、バッテリーの劣化で容量が下がってしまっているのですね。また、日照時間が短く、日照量の少なくなる冬は、充電が完了するまでには、もう少し時間がかかると思います。

試しに曇りの日に充電できるかどうか試してみたところ、ほとんど充電できず、充電が出来たとしても0.04A程度しか出力されていませんでした。その為、例え空が明るくても「ソーラー充電は晴れの日だけに使える」と考えておいた方が良さそうですね。

 

まとめ

iPhone 8もバッテリー容量は1,800mAh程度なので、同じく3~4時間程度で充電できるかと思います。しかも思っていたよりも短時間で充電ができるのには感動しました。もちろん、天気の影響は大いにあるとは思いますが、万が一の時でも、かなり心強いですね。

・Anker PowerPort Solar Lite(Anker 公式サイト)
https://www.ankerjapan.com/item/A2422.html

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