arrows We(FCG01)レビュー。防水・防塵でコスパの良い5Gスマホ

投稿:2022年4月9日 更新:2022年4月9日
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arrows We(FCG01)レビュー。防水・防塵でコスパの良い5Gスマホ

この記事をかんたんに書くと…

  • 「arrows We(FCG01)」は防水・防塵・おサイフケータイも入った5G対応スマホ
  • 元富士通のFCNTが販売で、開発・製造は海外メーカーのODM
  • 「SHARP AQUOS sense」シリーズと比べても、マルチで安定して使えるスマホ

FCNT(旧富士通)のスマホ「arrows We(FCG01)」を購入しました。ハンドソープで丸洗いできるだけでなく、アルコール除菌も出来て、防水・防塵・おサイフケータイも入った5G対応スマホになります。UQモバイルでは、オプション加入ありで4,180円で購入できるコスパの良いスマホとなっています。

 

「FCNT arrows We(FCG01)」のスペック

「arrows We(FCG01)」は2021年12月に発売され、スペックは、OSはAndroid 11、CPUはQualcomm Snapdragon 480 5G(オクタコア)、ディスプレイは5.7インチTFT(1,520×720)、メモリは4GB、ストレージは64GB、バッテリ容量は4,000mAh、メインカメラは標準1,310万画素(広角)と190万画素(マクロ)の2眼、インカメラは500万画素となっており、最近の標準のスペックと言えます。

SIMカードはnano SIM(nanoUIM)で、au・UQモバイル版(FCG01)ではデュアルSIMには対応していないようです。(ソフトバンク版のみeSIMとnanoSIMのデュアルSIMに対応)。microSDカードは1TBまで対応しています。

ODM(海外メーカーの開発・製造)ではありますが、国内メーカーの商品ということで、防水・防塵、おサイフケータイにも対応しています。残念ながら「ARCoreコア」には対応していません。FCNT曰く、海外で作っているが、品質管理の面ではarrowsブランドをうたっているので、しっかりチェックをしている、とのことです。

中国メーカーがODMをしているということで、気になるのは中華スマホに見られる、見知らぬ中華アプリなどが入っていないか気になるところですが、一通りインストールされているアプリを確認したところ、変なアプリなどはインストールされていないようでした。

「FCNT arrows We(FCG01)」のスペック

 

arrows We(FCG01)の同梱品。充電器が付属していない

「arrows We(FCG01)」の同梱品はこちらになります。スマホ本体の他には「クイックスタートガイド」しか付属していません。スマホの画面には保護フィルムも貼ってありませんので、保護フィルムやケースなどは、別途購入しましょう。

海外メーカーのスマホでは、クリアケースやイヤフォンが付属していることが多いのですが、「arrows We」にはどちらも付属していませんでした。それだけでなく、充電器も付属していないので、スマホを初めて購入する人は、充電器(USB Type-C)を別途購入する必要があるので注意が必要です!

「arrows We(FCG01)」の同梱品はこちらになります。海外メーカーのスマホでは、クリアケースやイヤフォンが付属していることが多いのですが、「arrows We」にはどちらも付属していませんでした。それだけでなく、充電器も付属していないので、スマホを初めて購入する人は、充電器(USB Type-C)を別途購入する必要があるので注意が必要です!

 

arrows We(FCG01)の外観

本体の右側面には、画面左から音量ボタンと電源ボタンがあります。

本体の右側面には、画面左から音量ボタンと電源ボタンがあります。

 

そして、本体の左側面にはSIMスロットのみ。こちらのスマホはSIMスロットを爪で引っ張り出すことが可能です。ピンがなくてもトレイを出せるのは嬉しいですね。

そして、本体の左側面にはSIMスロットのみ。こちらのスマホはSIMスロットを爪で引っ張り出すことが可能です。ピンがなくてもトレイを出せるのは嬉しいですね。

 

本体の底面には、画面左からマイクとUSB type-C端子、スピーカーがあります。

本体の底面には、画面左からマイクとUSB type-C端子、スピーカーがあります。

 

本体の上部には、マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック。

本体の上部には、マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック。

 

ボディは指紋が付きにくい感じのマットな質感ですが、とても安っぽいプラスチック感に溢れています。デザインの問題でしょうか。。。2眼カメラとライトは縦並びで、その他に背面に指紋認証が配置されています。

ボディは指紋が付きにくい感じのマットな質感ですが、とても安っぽいプラスチック感に溢れています。デザインの問題でしょうか。。。2眼カメラとライトは縦並びで、その他に背面に指紋認証が配置されています。

 

ノッチはしずく型で、解像度(1,520 × 720)は若干低めですが発色も綺麗で見やすいディスプレイとなっています。全体的にベゼルは太目で、特に画面下部のベゼルが太いのが残念なところです。

ノッチはしずく型で、解像度(1,520 × 720)は若干低めですが発色も綺麗で見やすいディスプレイとなっています。全体的にベゼルは太目で、特に画面下部のベゼルが太いのが残念なところです。

 

Work 3.0 performanceスコアは7040

「PCMark for Android」のWork 3.0 performanceスコアは7040でした。AnTuTuベンチマークスコアだと28万前後になりますので、Qualcomm Snapdragon 720Gを搭載した「SHARP AQUOS sense4」に近いスペックとなります。普段使いなら全く問題のないミドルレンジくらいのスペックかと思います。その他のスマホとのベンチマークの比較はこちらをご覧ください。

>> AnTuTuベンチマークの代わりにPCMark for Androidを試してみました

2021年12月に発売されたAndroidスマホ「FCNT arrows We」のWork 3.0 performanceスコアは7040でした。

 

カメラは至って普通

次にカメラの性能を見てみたいと思います。実際の写真が分かるように補正はしていません。
まずは晴の日の屋外で、花を撮影してみました。

次にカメラの性能を見てみたいと思います。実際の写真が分かるように補正はしていません。 まずは晴の日の屋外で、花を撮影してみました。

 

しっかりと草の輪郭やボケ具合が再現されているのですが、100%表示で見てみると、グラデーションの部分が若干単色になってしまい、水彩画のように見えてしまいます。

しっかりと草の輪郭やボケ具合が再現されているのですが、100%表示で見てみると、グラデーションの部分が若干単色になってしまい、水彩画のように見えてしまいます。

 

次は晴れた日に公園の風景を撮影してみました。

次は晴れた日の風景になります。

 

特に色見も問題なさそうです。
100%表示してみると、看板の文字も何とか読める感じですね。

特に色見も問題なさそうです。 100%表示してみると、看板の文字も何とか読める感じですね。

 

油そばを撮影してみました。

油そばを撮影してみました。

 

室内だと、若干暗めに撮影されてしまいますが、補正をすれば問題なさそうです。
100%表示にしてみても、しっかりとチャーシューの輪郭も撮影されています。

室内だと、若干暗めに撮影されてしまいますが、補正をすれば問題なさそうです。 100%表示にしてみても、しっかりとチャーシューの輪郭も撮影されています。

 

最後に室内でおやすみカービィの撮影です。

最後に室内でおやすみカービィの撮影です。

 

室内の薄明かりでも、しっかりとぬいぐるみの質感などが表現されています。

室内の薄明かりでも、しっかりとぬいぐるみの質感などが表現されています。

 

まとめ

同じ価格帯・スペックで比較されやすい「SHARP AQUOS sense」シリーズは、カメラの起動が遅かったり、固まったりと、若干の不具合を感じられましたが、「arrows We」はどこも問題なく安定して使えるスマホだと感じました。ハードなゲームをこなすには、少々厳しいスペックかもしれませんが、普段使いに最適なスマホだと思います。

バッテリーも、あまり使わなければ2~3日間は充電しなくても使えるくらいの持ち具合です。贅沢を言えば、本体の厚み(9.4mm)と重量(172g)をもう少し薄く・軽くしてもらい、ベゼルも薄くしてもらえたら、といったところでしょうか。

>> arrows Weスペシャルページ(FCNT 公式サイト)

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