「Lenovo Tab B10 (2nd Gen)」 レビュー。10インチタブレットで安さを求める方におすすめ

投稿:2023年5月13日 更新:2023年5月13日
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「Lenovo Tab B10 (2nd Gen)」 レビュー。10インチタブレットで安さを求める方におすすめ

この記事をかんたんに書くと…

  • 20,000円程で購入できる10インチのタブレットで必要最低限のスペックを備えている
  • 大きい画面のタブレットで、なるべく安い機種を求めている方におすすめ
  • 資金に余裕があり、もう少しサクサクと動作させたいなら、上位機種がおすすめ

最近、iPad miniやスマホで本を読むことが多くなりました。
8.3インチのiPad mini 7や、Androidの7インチタブレットでも、本を読むには最適なのですが、やはり文字が小さくなってしまうので、拡大する必要があったり、目が疲れたり。。。特に、最近は老眼が進んでしまったので、小さい文字を読むと疲れてしまいます(^^;

また、アフターコロナではありますが、リモートワークが定着したこともあり、家で過ごす時間が多くなりました。そうなると、やはりサイズの大きいタブレットで本を読みたくなりますよね。

とはいえ、家にはiPad mini や7インチのタブレットもあるので、そこまで本格的な高い機種を買う気にもなれず。。。なるべくコスパが良くて、サイズの大きいタブレットを探してみました。

>> iPad mini 第6世代(2021年)のAnTuTuベンチマークスコアとレビュー

>> MediaPad M3レビュー。コスパ最高の8.4インチタブレット

 

最終的に候補に挙がったのは「OPPO Pad Air(37,800円)」「Lenovo Tab M10 Plus (3rd Gen)(35,800円)」「Lenovo Tab B10 HD (2nd Gen)(22,433円)」「NEC LAVIE Tab T10(41,850円)」の3機種になります。

ただ、NECはレノボに買収されており、NECのパソコンやタブレットは、基本的にはレノボタブレットがベースになっているようですので、今回はコスパの良いレノボかOPPOに絞り込まれます。ということで、今回は一番安い「Lenovo Tab B10 HD (2nd Gen)」を購入しましたのでレビューしたいと思います。

 

Lenovo Tab B10 HD (2nd Gen)のスペック

Lenovo Tab B10 HD (2nd Gen)のスペック

「Lenovo Tab B10 HD (2nd Gen)」は2022年3月に発売されたタブレットなのですが、2023年1月にメモリが3GBになってリニューアルされました。2022年3月の製品は、メモリが2GBですので購入する時は注意しましょう。2023年1月モデルの方が、OSのバージョンもAndroid 11になっています。

スペックはOSはAndroid 11、CPUはHelio P22T(2.3GHz+1.8GHzの8コア)、メモリは3GB、ストレージは32GB、画面サイズが10.1インチ(1280×800)IPS、重量は420g、本体のサイズは約 149.38mm(幅)×241.54mm(高さ)×8.25mm(厚さ) で、ケーブルの差込口はUSB Type-Cとなっています。

今回は、楽天のお買い物マラソンでポイント10倍キャンペーンが行われていたので、13%程還元されて、レノボの直販サイトで、実質19,715円で購入することが出来ました。

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Lenovo Tab B10 HD の同梱品。クリアケースは付属しておらず

Lenovo Tab B10 HD (2nd Gen)の同梱品はこちらになります。

Lenovo Tab B10 HD (2nd Gen)の同梱品はこちらになります。

タブレット本体の他には「取扱説明書」と「SIMピン」、「USB Type-Cケーブル」と「充電アダプタ」が付属していました。海外メーカのスマホやタブレットだと、クリアケースが付属していることが多いのですが、レノボのタブレット(Lenovo Tab B10 HD)には、クリアケースは付属していませんでした。

 

Lenovo Tab B10 HD の外観

本体の右側面には、音量ボタンと電源ボタン、マイクとmicroUSBトレイがあります。

本体の右側面には、音量ボタンと電源ボタン、マイクとmicroUSBトレイがあります。

 

本体の下側面にはUSB type-C端子とスピーカーがあります。

本体の下側面にはUSB type-C端子とスピーカーがあります。

 

本体の上側面にはヘッドセット差込口とスピーカーがあります。

本体の上側面にはヘッドセット差込口とスピーカーがあります。

 

ボディは指紋が付きにくいマットな質感で、シングルカメラレノボのロゴが配置されています。指紋認証はなく、顔認証のみとなっています。

ボディは指紋が付きにくいマットな質感で、シングルカメラレノボのロゴが配置されています。指紋認証はなく、顔認証のみとなっています。

 

ディスプレイは画面占有率約85%の狭額縁ディスプレイとなっており、上部にカメラが配置されています。

ディスプレイは画面占有率約85%の狭額縁ディスプレイとなっており、上部にカメラが配置されています。

 

そして、画面サイズの比較になります。
左が、今回レビューしている10.1インチタブレットの「Lenovo Tab B10 HD」(画面のサイズが横13.5cm × 縦21.6cm )、右が8.4インチタブレットの「MediaPad M3」(画面のサイズが横11.3cm × 縦18.1cm )になります。

「Lenovo Tab B10 HD」は画面のサイズが10.1インチということで、8.4インチタブレットの「MediaPad M3」と比べると、横は2.2cm、縦は3.5cmほど大きいサイズでした。やはり1.7インチでも大きくなると、結構サイズが違います。

「Lenovo Tab B10 HD」は画面のサイズが10.1インチということで、8.4インチタブレットの「MediaPad M3」と比べると、横は2.2cm、縦は3.5cmほど大きいサイズでした。

 

画面が大きくて本や漫画を読むのに最適

10.1インチの画面サイズだと、このように文字も大きくなるので、とても読みやすいです。

10.1インチの画面サイズだと、このように文字も大きくなるので、とても読みやすいです。

 

漫画に関しては、単行本のサイズを考えると、逆に大きすぎるかもしれませんね(^^)
(かなり読みやすいですが)

漫画に関しては、単行本のサイズを考えると、逆に大きすぎるかもしれませんね(^^)

あまり良くないと思いますが、タブレットだと寝る前に部屋が暗い状態でも読めますし、お風呂場でも読むことができます。(このタブレットは防水ではありませんので、自己責任でお願いします)

このように、気兼ねなく使えるように、なるべく安めの機種を購入してみました!

 

Lenovo Tab B10 HDのケース紹介

今回、Lenovo Tab B10 HDのケースも楽天で1,500円程で購入しました。オートスリープ機能、専用フィルム付きです。

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今回、Lenovo Tab B10 HDのケースも楽天で1,500円程で購入しました。オートスリープ機能、専用フィルム付きです。

 

カードケースが付いているのでカードの収納も出来ます。

カードケースが付いているのでカードの収納も出来ます。

 

タブレットに装着すると、こんな感じです。

タブレットに装着すると、こんな感じです。

 

販売ページに薄型とは書かれていますが、タブレットの厚みと合わせて約19mmになりますので、タブレットの倍以上の厚さになります。しかもマグネットで蓋が固定されないので、若干浮きます(^^; そこは、安いので仕方がないですかね。

販売ページに薄型とは書かれていますが、タブレットの厚みと合わせて約19mmになりますので、タブレットの倍以上の厚さになります。

 

スタンド機能も付いており、タブレットでの動画の視聴も快適です。
参考までに、画面側(蓋の部分)が下り曲がるものは、私は避けています。以前購入した際に、画面側が下り曲がるケースだと、最初は大丈夫でも、そのうち蓋がしっかりと閉じないようになることがある為です。安い製品だと、余計にその可能性があるのかもしれませんね。

スタンド機能も付いており、タブレットでの動画の視聴も快適です。

 

重量は本体だけの場合は424g

重量は本体だけの場合は424g。

 

タブレットにケースを付けた状態だと670gになりました。ケースだけの重量は約246gということになりますね。

タブレットにケースを付けた状態だと670gになりました。ケースだけの重量は約246gということになりますね。

 

PCMark Work 3.0 performanceスコアは5304

「Lenovo Tab B10 HD」の起動直後のストレージの使用容量は約7.89GBになります。空き容量は24GBくらいしかありませんので、アプリをたくさんインストールする場合、写真や動画をたくさん撮ることが多い場合、音楽や映像などを入れたりすることが多いような場合には、microSDを別途購入して、利用すると安心だと思います。

「Lenovo Tab B10 HD」の起動直後のストレージの使用容量は約7.89GBになります。

 

「PCMark for Android」のWork 3.0 performanceスコアは5304でした。AnTuTuベンチマークスコアだと10万前後になりますので、全体的に少々モッサリと動作するようなエントリーモデルになります。スマートフォンだと、2019年10月に発売された「AQUOS sense3 lite(CPUはSnapdragon 630)」と同じくらいのスコアとなっています。

>> AQUOS sense3 lite レビュー。楽天モバイル UN-LIMITで実質2,980円!

 

もう少し、サクサクと動かしたい場合には「OPPO Pad Air」「Lenovo Tab M10 Plus (3rd Gen)」以上の機種がおすすめです。私のように、大きいタブレットで本を読みたい、というような用途でしたら十分だと思います。

その他のスマホとのベンチマークの比較はこちらをご覧ください。

>> AnTuTuベンチマークの代わりにPCMark for Androidを試してみました

「PCMark for Android」のWork 3.0 performanceスコアは5304でした。

 

まとめ

低スペックではありますが、Webの閲覧や電子書籍の閲覧、簡単なアプリの利用くらいでしたら、問題なくこなせます。ただ、Webの閲覧や動作が、若干モッサリとしていたり、解像度(1280×800)も最近にしては若干低めので、小さい文字が若干滲んで表示される時があります。

こうしたことから、タブレットの購入の資金に余裕があって、もっとサクサクと動かしたい方や、解像度を高いものにしたい方は、もう少し高い機種をおすすめします。

・Lenovo Tab B10 HD (2nd Gen)(レノボ公式サイト)
https://www.lenovo.com/jp/ja/p/tablets/android-tablets/tablets-m-series/tab-b10-hd-(2nd-gen)/wmd00000427

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