格安スマホの契約数は892万件になり、前年比は33%増加したそうです。(総務省調べ)
それでも、まだ全体の約6%程のシェアしかないようです。格安スマホに変えない理由として「今の携帯電話会社が安心だから」という答えが最も高く56.8%あるようです。
(MMD研究所アンケートより https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1419.html)
確かに、長年利用してきた会社が安心という理由は、とても分かります。ただ、私としては、そこまで会社にこだわらなくても、MNPで移動してみて、その会社と合わなければ別な会社へMNPするのも良いと思います。実際、私はdocomoを利用していましたが、そこまでお問い合わせしたり、docomoショップでお世話になったりということはありませんでした。
月額料金がかなり抑えられるので、長年利用するものなので、高い料金を支払っているのはとても勿体ないのではないでしょうか。1ヶ月2,000円でも安くなれば、1年で24,000円、10年で240,000円にもなります!ということで、変えない理由のトップにもなった、「格安スマホ(格安SIM)を運営している会社の規模等」を紹介したいと思います。少しでも、安心出来るポイントの一つになれば幸いです。
IIJmio(みおふぉん)
・株式会社インターネットイニシアティブ
http://www.iij.ad.jp/index.html
・設立 1992年12月3日
・従業員数 2,818名
・東証一部上場
インターネット接続プロバイダや格安SIMのサービスを、他の会社よりも早い段階から手掛けている老舗になります。私も恥ずかしながら、格安SIMを利用する前はIIJは知らない会社でしたが、国内最大規模の独自バックボーンを保有しており、会社としては安心できると思います。
IIJmioのサービスは、複数SIMによるシェアプランや家族間通話20%OFF、通話料が半額になるアプリや容量超過後でもバースト転送機能により最初の数秒は高速通信が利用可能、余った容量の次月への繰り越しや光固定回線とセットで申し込むことでの割り引き等、充実したサービスで展開されています。
OCN モバイル ONE
・NTTコミュニケーションズ株式会社
http://www.ntt.com/
・設立 1999年7月1日
・従業員数 6,850名
・非上場
NTTグループの会社で、OCN・ぷらら等のインターネット接続プロバイダをはじめ、インターネットポータルサイト「goo」の運営や企業向けのクラウドサービス等、通信キャリアならではの事業を多岐にわたり展開しています。NTTグループとして、docomoと同じくらい安心しても良さそうです。
OCN モバイル ONEのサービスは、日次プランが用意されており、実質900円で3.3GB利用出来たり、光固定回線とセットで申し込むことでの割引きや余った容量の次月や次日への繰り越しも出来たりと、大手の安心感も備えつつ、割安なサービスを展開しています。6GB以上等の大容量を利用したい場合には割高になります。
Y!mobile
・ソフトバンクモバイル株式会社
http://www.iij.ad.jp/index.html
・設立 1994年4月1日
・従業員数 17,700名
・東証一部上場
以前はウィルコムやイーモバイルとしてPHSやデータ通信を展開していましたが、ソフトバンクグループになり、昨年からワイモバイル株式会社になりました。その後、完全に合併してソフトバンクモバイル株式会社のサービスとして展開されています。つまり会社としてはソフトバンクですので、現在ソフトバンクを利用している方は、会社自体は変わりません。
Y!mobileのサービスとしては、月に10分間300回の通話料が無料になる、音声の割引サービスがあることが最大のメリットです。他の格安SIMでは音声の割引サービスがない為、この点はかなり大きいと思います。その分、通信の容量が1GBで月額2,980円(3年目からは月額3,980円)と割高になってしまいます。
また、月額1,000円を追加することで、完全な誰とでも通話し放題にも出来ます。他にも光固定通信とのセット割や家族で一緒に契約することでの家族割等も用意されています。
DMM mobile
・株式会社DMM.com
https://www.dmm.com/
・設立 1999年11月17日
・従業員数 154名
・非上場
動画サービスやFX、オンラインゲームや電子書籍等、ネットのサービスを中心に展開しています。今まで紹介した会社の中では、規模は小さい方になります。
DMM mobileのサービスとしては、業界最安値をかかげており、全プランで他の格安SIMよりも安く提供されています。プランも細かく用意されているので、可能な限り安くすることが出来ると思います。また、IIJの仕組みが使われているようで、同じようにバースト機能が利用出来、高速通信の容量を超過しても、数秒は高速通信を利用出来ます。
他にもシェアプランや容量の繰り越しも出来ます。また、DMMの他のサービスで利用出来るクーポン券として、毎月の利用料の10%分を還元してくれます。
楽天モバイル
・フュージョン・コミュニケーションズ株式会社
http://www.fusioncom.co.jp/
・設立 2000年3月13日
・従業員数 - 名
・非上場
楽天と丸紅のグループ会社になります。個人向けのサービスとしては、楽天でんわやSMARTalk等のIP電話が有名で、主に企業向けのクラウドサービスや電話サービスを展開しています。
楽天グループということで、月額の利用料に応じて1%の楽天スーパーポイントが付与されることがメリットです。他には容量の繰り越しが出来ない為、特にこれといった特長はないのですが、レビュー等で速度が安定して出ていることは、ポイントかと思います。
今回は個人的のランキングのトップ5社を紹介しました。
続きは次回紹介したいと思います。
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