4月からMVNO各社は、データ通信専用プランで月額900円で高速通信3GBに、価格据え置きで容量を増加していますが、「BIGLOBE LTE・3G」も今週の17日(金)から、価格据え置きで容量の増加を行います。
また、他の会社では月額約1,500円で5GBの高速通信に対し、「BIGLOBE LTE・3G」では6GBで1,505円なので、ややお得感があります。他の会社では7GBになると2,000円~2,500円くらいになります。
そしてBIGLOBEでは7GBのプランがなく、8GBで2,838円なので、容量を多く利用したい場合には、少々割高になってきてしまいます。IIJmioの場合、10GBで2,560円という割安な月額料金になっています。BIGLOBEの料金プランは以下の通りになります。
【データ通信専用】
・エントリープラン 2GB/900円 → 3GB/900円
・ライトSプラン 5GB/1,505円 → 6GB/1,505円
・ライトMプラン 8GB/2,838円 → 変わらず
・ライトLプラン 10GB/3,790円 → 変わらず
【音声通話機能付き】
・スタートプラン 1GB/1,600円 → 変わらず
・エントリープラン 2GB/1,800円 → 3GB/1,800円
・ライトSプラン 5GB/2,405円 → 6GB/2,405円
・ライトMプラン 8GB/3,738円 → 変わらず
・ライトLプラン 10GB/4,690円 → 変わらず
「BIGLOBE LTE・3G」は、高速通信が多いプランの場合、少々割高になる傾向があるので、スマホ上手のランキングでは、データ通信専用では5位、音声通話を含むプランでは7位と少々順位が低めになっています。
・通信容量による比較
https://www.sim-jozu.net/sim#price
容量の繰越やWi-Fiスポット無料サービスを提供
また、その他にも、「BIGLOBE LTE・3G」は今までは容量の繰越サービスはなかったのですが、4月分から余った容量の繰越が出来るようになりました。容量の繰越は、MVNOを選ぶ際には、出来る会社を選ぶことが断然おすすめです。
また、容量を超過した際には速度が制限されるのですが、「BIGLOBE LTE・3G」は少々速度が遅めで、128kbpsに制限されてしまいます。docomoやau、SoftBankも128kbpsに制限されるので、それと同じではあるのですが、他の格安SIMでは、だいたい200kbpsが目安になります。
また、他のサービスとしては、Wi-Fiスポットが無料で利用出来るという点があげられます。BIGLOBEのWi-Fiは、全国のマクドナルド、コーヒーショップ、東海道新幹線(東京~新大阪間)のN700系車内、羽田空港や中部国際空港などの主要空港、六本木ヒルズなどの商業スポットなどで利用出来ます。
各社、月額料金900円で高速通信3GBになりましたが、今後は月額料金の安さではなく、通信速度の安定性や、サービスの充実度などに重点が置かれてくるかと思います。私としても、今後は速度やサービスの向上を期待したいところです。