Panasonicの家の電話とスマートフォンを連携させる機能「おうち電話」。
この機能を利用することでスマートフォンが、家の電話の子機になったり、ドアホンとして利用出来たり、自宅への着信を外出先のスマホや携帯電話に無料で転送が出来たり、家のセキュリティと連動して窓が開いた時にお知らせしたりするようになります。
転送の月額料金も転送通話料金もタダ
その中の機能の一つ、「自宅への着信を外出先のスマホや携帯電話に転送」はすごい機能だと思います。今までは、このように固定電話の着信を転送させるには、毎月500円ほどかかる「ボイスワープ」を利用する必要がありました。
「おうち電話」の機能で無料で転送が出来るようになれば、毎月の500円のランニングコストをなくすことが出来ます。1年で6,000円になります。さらにボイスワープでは、転送した際の通話料も発生するので、月に2,000円とすると、1年で24,000円にもなります。
転送出来る機能のついた「VE-GDW54」は、親機のみの機種であれば10,000円弱で購入することが出来るので、4ヶ月程で簡単に元がとれてしまいます。子機1台付きは、15,000円程になります。
IP電話なので通話品質が気になるところ
ただ、この機能はIP電話が使われているので、通話品質に関しては若干悪くなるかと思います。スマートフォンの場合には、対応のIP電話アプリを利用することで、転送の際の通話料は無料になりますが、携帯電話に転送する際にはアプリは使えないので、通話料がかかります。それでも、8円/30秒ですので、ボイスワープに比べれば安い通話料金になります。
他にも、迷惑電話着信拒否リストに登録した電話を着信拒否出来たり、強引な勧誘の電話でも、声を変えて応答できる「ボイスチェンジ」機能が付いていたり、メモ代わりに通話内容を録音できたりと、色々と便利な機能が搭載されています。
色々と便利な機能が付いた高機能電話ですね。
・「VE-GDW54」(パナソニック公式サイト)
http://panasonic.jp/phone/gdw54/