FREETEL(フリーテル)から、月額322円(税込)から始められるプランが発表されました。
FREETELはもともとは格安スマホを扱っている会社だったのですが、格安SIMも扱い始め、他のMVNOとの差別化の為に「Made by JAPAN」をコンセプトに、昨日「SIMフリーキャリア」としてリニューアルされました。
・FREETEL(フリーテル)公式サイト
https://www.freetel.jp/
使った分だけ発生する月額322円からの料金体系
料金体系は、他の格安SIMの場合、自分で月に利用出来る通信量を選んで、その容量によって月額料金が変わるというものでしたが、FREETELのプランでは、最初に通信量を選ぶ必要がありません。
使った通信量によって月額料金が変わるというものになります。
10GB(月額2,667円(税込))までは利用した通信量によって料金が増えていき、それ以降は速度が制限されて200Kbpsになります。また、だいたいこのようなプランの場合、各通信量毎の金額が割高な設定になっていますが、他と同じくらいの料金体系になっています。
322円から始められるというものの、月に100MBまでがその料金になるので、ほとんどの場合、この金額ではおさまらないかと思います。ネットの閲覧はせず、メールやLINEを軽く使うだけの利用であれば、この料金でおさまるかもしれません。
1GBまでは538円になりますが、普通に利用する場合であれば、なかなかこの通信量でおさまらないのではないでしょうか。次は3GBまでで972円になりますが、これくらいであれば、通信量は間に合うのではないでしょうか。
月額料金は自分で調整可能
ある料金以上は超えたくないという場合には、節約モードにすることで、通信速度が制限され、料金もそれ以上に上がることを防ぐことが出来るようです。結局、このプランの場合、使った分だけ払うので、毎月の利用料金を最低限のものに抑えることが出来ますが、ある程度、毎月決まった通信料を使う場合には、余った容量の繰越が出来た方が良い気もします。
ただ、そこは好みになってくると思うので、選択肢が増えるという意味では、嬉しい登場ですね。他のMVNOの料金体系は、どこも同じようなものなので、このように新しいプランはありがたいものだと思います。
スマートフォンもお手頃な価格で購入可能
他にもFREETELは、もともと格安スマホを販売していたメーカーだけあって、そこそこのスペックのスマートフォンを、お求め安い価格で手に入れることが出来ます。
FREETEL XM(FT142D)を見てみると、クアッドコアでスタイリッシュなスマホで、26,978円(税込)で購入することが出来ます。ただ、細かく見てみると、目盛りは1GBでカメラは800万画素という、本当にそこそこのスペックになります。AnTuTuスコアも17000程度しか出ておらず、少々コスパは良くはありません。
最近のスマートフォンであれば、この金額であれば、スコアも27000くらいは出て欲しいものです。これであれば、最近発売されたHuaweiのP8liteの方が良いですね。
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今後発売予定のスマホに期待
FREETELが発売している他の端末の、Priori2くらいの価格であれば、価格相応のスペックになるかと思います。
ただ、今後発売される予定のWindows 10搭載の「Katana(19,800円~)」や、クアッドコアでメモリも2GB搭載しているAndroid OSの「雅」や「極」は19,800円~の価格設定になっているようで、こちらは期待出来そうです。
他にも初のSIMフリーフィーチャーフォンも発売する予定のようで、今後の展開がとても楽しみです。
・FREETEL(フリーテル)公式サイト
https://www.freetel.jp/