SIMフリーキャリアとしてリニューアルした格安SIMのfreetel(フリーテル)ですが、最近、色々と動いてきました。フリーテルはもともと格安なスマートフォンを扱っていましたが、2015年の7月にリニューアルしました。「made by Japan」をコンセプトにしています。
・freetel (フリーテル公式サイト)
https://www.freetel.jp/
目次
iPhoneやiPad専用の格安SIMを販売開始
一般的に扱われている格安SIMもiPhoneなどで使うことは出来ますが、この格安SIMはiPhoneやiPad専用となっています。“専用”の理由は、「AppStore」へのアクセスや、アプリのダウンロードのパケット料金無料ということにあります。
これは大きいですよね!
自宅でも固定のインターネット回線を利用しておらず、Wi-Fiに接続出来ない場合には、通常はアプリのダウンロードをする時に、数MB~数十MBのダウンロード分も、高速通信の容量が使われてしまいます。特にゲームのアプリやOSの更新時には、数十MB~数百MBの容量のダウンロードが必要になってきたりします。これがWi-Fiでなくても無料でダウンロード出来れば、外出先でも容量を気にせずにアプリのダウンロードが出来るようになります。
料金プランは、通常の格安SIMと同じで、最初に通信量を選ぶというものではなく、使った通信量によって月額料金が変わるというものになります。
もちろん、これ以上金額をあげたくない、というような場合には、高速通信をオフにしてしまえば、それ以上高い料金になることはないので安心です。それぞれの容量毎の価格としては、ほぼ業界の標準の金額になっています。
2015年10月は299円で10GBの高速通信が使い放題
次に、10月は「最低料金の299円で10GBの使い放題」というキャンペーンを行っています。フリーテルでは、MVNO業者として独自の回線(L2)を使っている為、通信速度が早いということを売りにしています。その「爆速」を体感してもらう為に、たくさんの容量を使ってみてください!ということで、行われているキャンペーンになります。
よほどの自信があるのですね。
格安SIMでは、朝晩の通勤時間やお昼休み等の混み合う時間帯は、速度が遅くなる場合がほとんどです。そのような時間帯でも、フリーテルはなかなかの速度を出していると、色々なメディアで紹介されていたりするので、その自信の現れでしょうか。
ただ、フリーテルは、格安SIMを初めてから数ヶ月しか経っていません。その為、利用者がそこまで多くはないので、速度が出るのも当たり前という話もあります。今後、利用者が多くなってからの速度がどうなるのかが、楽しみなところになってきます。
コスパの良いスマートフォン「雅」が19,800円
そしてついに、以前発表されていたSIMフリースマートフォンのSAMURAIシリーズ「雅」が、2015年10月2日に販売開始されました。こちらは、OSはAndroid 5.1、液晶は5.oインチのIPSディスプレイ、CPUはmediatek製のクアッドコア1.3GHz、メモリは2GB、ストレージの容量は32GB、デュアルSIM、プラチナバンドに対応、4G・LTE、2,200mAhのバッテリ、1,300万画素のカメラを搭載して、19,800円というなかなかお手頃な価格のスマートフォンとなっています。
バッテリも交換出来るので、バッテリの持ちが悪くなって来たら交換することも可能です。AnTuTuのスコアは26000くらいのようですので、スマホ上手のコスパでは1.216になり、上位に食い込む、なかなかのコスパの良さになります!コスパの良いHuawei P8liteは30,000円でAnTuTuスコアは40,000ですので、それにはおよびませんが、ある程度性能の良いスマートフォンを安く購入したい場合には、良い製品だと思います。
また、デュアルSIMですので、1台のスマートフォンでキャリアの通話し放題も利用しつつ、格安SIMで安く通信を行うといった使い方も出来るもの嬉しいところです。
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フリーテルと契約をしなくても、「雅」単体で購入することも可能です。
ヨドバシカメラなどの量販店で扱われているようですので、気になる方は触ってみてから購入しても良いのではないでしょうか。発売当日の2015年10月2日の夜には、フリーテルの公式サイトでは、初回入荷分は売り切れとなっていましたので、量販店でもそのうち売り切れてしまうかもしれません。やはりお手頃な価格なので人気ですね!
人気のpriori 2の後継機種「priori 3 LTE」が12,800円(税抜)で発売
他にも、格安スマホのpriori 2の後継機種のpriori 3 LTEが12,800円(税抜)で発売されるようです。今まではLTEに対応している機種は19,800円だったので、実質の値下げになるのでしょうか。
このpriori 2はとてもコスパの良い機種だったので、LTEに対応で12,800円という価格は、かなりの安さです。上記の「雅」よりは性能が低くなりますが、「とにかくスマートフォンを安く購入したい」、「スマートフォンをとりあえず初めてみたい」という方には良いと思います。
このように、色々と動き出した「フリーテル」ですが、今後も「SIMフリーキャリア」として、様々な展開をしてくれると思います!とても楽しみですね。
・freetel (フリーテル公式サイト)
https://www.freetel.jp/