Clean Masterはスマートフォンのキャッシュや不要なファイルの削除、タスクの終了等、色々ととても便利なアプリです。Cheetah Mobile Incというキングソフトの子会社が開発しており、1億~5億回のダウンロード数(2014年7月11日現在)で、とても評価も良かったので安心して利用していたのですが。。。
最近、通信履歴を閲覧出来るアプリをインストールしたところ、Clean Masterが定期的に外部のサーバーと通信しようとしているのを発見しました。
CleanMasterは特に通信は必要ないだろうということで、通信を遮断していました。
設定の「匿名の使用統計情報を送信」も外してあります。最近ではセキュリティ機能も追加されたようですが、他のアプリを利用しているので、こちらもオフにしてあります。それにもかかわらず、起動していなくても、バックグラウンドで定期的に通信を行おうとしています。
不要なファイルの消去をした際には広告等が表示されるので、通信をされるのは分かるのですが、何もしていないのに定期的に通信を行うのはちょっと。。。
ということで調べてみると、ほとんどの通信はAmazonのAWSだということは分かったのですが、そこに紛れて定期的に「119.147.146.70」、「221.228.204.21」にも通信を試みていました。調べてみると、このアドレスは中国のキングソフトのWEBサーバーのようです。
上記のWEBサーバーへの通信はウィジェットを利用して、アプリのタスクを終了する度に行われていました。通信内容を確認してみると、一つは利用された回数をカウントするものでした。もう一つの通信は「匿名の使用統計情報を送信」がONの時に行われるもので、端末の種類やOSのバージョン等が送られているようでした。
Clean Masterの設定の中の「匿名の使用統計情報を送信」をタップすると書かれている、プライバシーポリシーの内容に準ずるもののようです。時には「個体識別情報」も収集するようです。
・Clean Master
https://www.cmcm.com/ja/clean-master
ただ、あまりにも頻繁に通信を行うので、このアプリは削除して、代わりにCCleanerとESタスクマネージャーを入れることにしました(^^)