全国にスーパーを構える「イオン」ですが、ついに本格的に「格安SIM」に参入することになりました。今までも、「イオンスマホ」として格安SIM・スマホの販売は行っていたのですが、実際はIIJmioなどの格安SIMを扱ってスマホを販売するというものでした。
ショップは全国に213店舗
2016年2月26日(金)からは「イオンモバイル」として、自前の格安SIMを展開していくことになるようです。イオンモバイルの強みとしては、全国に213店舗(2016年2月現在)ある「イオン」で販売が行われることです。
格安SIMといえば、実店舗はほとんどなく、オンライン上で契約をして、送られてくるSIMを自分でスマホに装着・設定しなければなりませんでした。その為、スマホに不慣れな方は、なかなか格安SIMには踏み込めない方も多くいるようです。
ビックカメラなどの大手量販店でも、店員さんにサポートしてもらうサービスはありましたが、有料になることが多かったりします。その点、イオンモバイルでは、故障修理受付や料金プラン変更等のサポート、店舗でのSIMの設定などをおこなってくれるようです。
その点では、スマホに不慣れな方でも安心して利用できますね。つまりはサービス面で、docomoやau、SoftBankなどのキャリアと同じように使えるということになります。
ただ、イオンスマホの時がそうでしたが、店員さんがあまりやる気がなかったりします(^^; あまり詳しい方がいないのかもしれませんね。。。 「イオンモバイル」として格安SIMに参入したことによって、どうなるか楽しみです!
データ通信専用1GBで月額480円~
料金も業界標準より割安な水準となっています。
業界最安値を誇る「DMM mobile」で、データ通信のみのプランが1GBで月額590円だったので、イオンモバイルの月額480円という金額は驚異的な料金です。「DMM mobile」が追従できるかどうか楽しみです(^^)
また、他の格安SIMでは3GBで月額900円が主流なのですが、イオンモバイルは4GBで月額980円というところが、おもしろい料金設定です。少し割高ですが容量が大きいというところがポイントだと思います。ただ、それ以降の大容量プランに関しても、かなり割安な料金水準となっています。通信容量の超過後は200Kbpsに速度が制限されます。
解約金ゼロ(最低利用期間なし)
また、他の格安SIMでは、音声通話付きのプラン(通常の電話もできるスマホとして利用)の場合、最低の利用期間が数ヶ月~12ヶ月程度ありますが、イオンモバイルでは最低利用期間はないようです。これも嬉しいところですね。
ただ、これ以外のところでは、特に特長のあるサービスはありません。
「余った容量を翌月に繰り越せる」サービスは、ほとんどの格安SIMでもおこなっていることですし、オプションの料金を支払うことで「安心保証」や「セキュリティ」のサービスもあたりまえのサービスです。
「店舗でのサポートをしてもらえる」という点で、慣れていない方には心強いかもしれませんね。今後、音声通話の割引や家族割引といったサービスが登場することを期待したいところです。
・イオンモバイル 公式サイト
https://shop.aeondigitalworld.com