レンタルサーバーやドメインの長期利用者は損をする?!移管のススメ

投稿:2016年4月12日 更新:2021年2月7日
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レンタルサーバーやドメインの長期利用者は損をする?!移管のススメ

今回は、ホームページを運営していると、たまにあるお話です。
長く使っているレンタルサーバーやドメインはありませんか?昔はレンタルサーバーは月額3,000円で100MB、ドメインも「.com」であれば月額4,000円などという料金が当たり前でした。100MBって少ないですよね(^^;

今ではレンタルサーバーは月額1,500円で300GB、ドメインも「.com」であれば月額1,300円くらいですんでしまいます。そしてひどいことに、昔から使っているユーザーは、昔のままの料金や仕様のまま、使わされていたりします。

その為、新規でサーバーを契約し直したり、移管(引っ越し)してしまった方が安くなるのです。ドメインの場合は、同じ管理会社では契約し直すことができないので、別の管理会社に移管してしまった方がお得になります。

スマートフォンも長期利用者は損をするという、おかしな時代ですね。。。(^^;
今回は、ドメインの移管の流れを紹介します。

 

ドメインの移管の流れ(お名前.com)

「お名前.com」で長年使っていた「.com」ドメインの更新費が、年間3,990円もします。。。
今契約すれば、年間1,280円です(^^; 3倍も違いますね。というわけで、「ムームードメイン」に移管することにしました。新規で契約する場合には、「お名前.com」でも料金はそんなに変わらないと思います。

まず、お名前.comの管理画面(ドメインNavi)にログインします。

・お名前.comの管理画面(ドメインNavi)
https://www.onamae.com/navi/domain.html

 

AuthCode(オースコード)の確認

ドメインの移管にはAuthCode(オースコード)が必要になるのですが、「お名前.com」では分かりづらい。。。「ドメイン一覧」はどこ?というレベルです(^^; 丁度、更新時期と重なってしまったのが原因だと思います。契約更新のドメインがある場合には、勝手に「ドメイン設定」のページに移動してしまうのですが、今回はページ上部の「Navi TOP」をクリックします。

お名前.com「Navi TOP」ボタン

Navi TOPに行くと「ドメイン一覧」があります。
更新対象ドメインがあると「ドメイン設定」のページが最初に表示されるので、「Navi TOP」の存在に気が付かなかったのです。無事にNavi TOPにたどり着いたら、移管したい対象のドメインをクリックします。

するとドメイン情報が表示されるので、その中の「ドメイン詳細」の項目を確認します。

AuthCode(オースコード)

その中に「AuthCode」があります。
こちらの文字列をコピーして、移管先(今回はムームードメイン)で入力します。

もう一つ、こちらをやっておかないと移管が失敗してしまうので、先にやっておくことがあります。「Whois情報公開代行」の解除と「管理者メールアドレス」の確認です。ドメインは取得すると、住所や電話番号、メールアドレスなど、個人情報が公開されてしまいます。個人で取得した場合、公開したくないこともあるかと思います。

その情報を、ドメインの管理会社が代行で表示してくれるというサービスを行っていたりします。お名前.comの場合には、1ドメインにつき年間980円かかってしまいますが、ムームードメインでは無料で代行してくれます。

Whois情報公開代行を利用している場合、Whois情報の公開代行を解除する必要があります。

 

Whois情報公開代行の解除

ページ上部の「ドメイン設定」タブをクリックします。
登録情報の設定メニューの中にある「Whois情報公開代行」をクリックします。

変更するドメインにチェックを入れ、「確認画面へ進む」をクリックします。そして、確定することで解除されます。

 

管理者メールアドレスの確認・変更

ドメイン移管の申請をすると、管理者メール宛にメールが届きますので、必ず管理者に登録してあるメールアドレスが使える必要があります。管理者のメールアドレスが変わってしまっている場合には変更しておきましょう。

ページ上部の「ドメイン設定」タブをクリックします。
登録情報の設定メニューにある「Whois情報変更」をクリックします。

変更するドメインにチェックを入れ、「管理担当者情報の変更」をクリックします。メールアドレスを変更したら「確認画面へ進む」をクリックします。そして、確定することで変更されます。

ドメイン管理会社によっては、会員情報に登録してあるメールアドレスに確認のメールが届きます。お名前.comの場合は、ドメイン移管の承認をした後に、確認のメールが会員情報のメールアドレスに届きますので、そちらのメールでも承認しなければ、移管が失敗してしまいますので注意が必要です。その為、会員情報に登録してあるメールアドレスも、利用出来るかどうか確認しておきましょう。

 

これで、移管の準備は完了です。
次は移管先の「ムームードメイン」を開きます。

 

ドメイン移管の申請をする(ムームードメイン)

ムームードメインのページ上部の「移管」をクリックします。
料金を確認したら「ドメイン移管申請へ」をクリックします。

ムームードメインを利用している場合には「ログイン」、まだ利用したことがない場合には「新規登録」をします。そして、移管したい「ドメイン名」と「AuthCode」を入力して、「入力内容を確認」して申請をすると、「移管申請をお受け致しました」のメールが届きます。

さらにその後、ムームードメインから「トランスファー承認手続きのお願い」のメールが届くので、そのメールの中に記載されている「下記URLへアクセスしてください」のアドレスをクリックしてアクセスします。数日待ってもメールが届かない場合には、迷惑メールに振り分けされてしまっている可能性もありますので確認してみましょう。

ムームードメインのドメイン移管の承認フォーム

すると、ドメイン移管の承認フォームが表示されますので、内容が良ければ「承認する」ボタンをクリックして確定します。さらにその後、お名前.comの会員情報に登録したメールアドレスに、確認のメールが届きますので、移管の承認をします。

これで、数時間~数日後にドメインの移管が完了します。
移管完了後に移管料金を支払うことで、ドメインの契約期間が1年間延長されます。つまり実質、ドメインの移管をしつつ、1年分の更新も出来るということになります。

そんなに大変な作業ではないので、ドメインやレンタルサーバーを見直してみてはいかがでしょうか。個人的には、レンタルサーバーは「ロリポップ」、ドメイン管理は「ムームードメイン」がおすすめです。

>> モジュール版PHP採用でロリポップがWordPressも管理画面も高速化

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