スマートフォンを利用していると、あっという間に充電がなくなってしまうことも良くあります。そんな時には、ちょっとした設定の変更で持ち時間がだいぶ変わってくるので、それらの方法を紹介します。
1. 初歩編(アプリの利用)
一番お手軽な方法はアプリを使う方法になります。
名称 | Yahoo!スマホ最適化ツール |
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配信元 | Yahoo Japan Corp. |
価格 | 無料 |
カテゴリ | バッテリー最適化 |
※こちらのアプリは2020年3月に提供が終了されました。
スマートフォンの設定を変更することでバッテリーの消費を抑えるアプリです。
基本はWi-FiやBluetooth、GPSや同期等を手動でオフにすることでバッテリの消費を抑えることが出来るのですが、このアプリは自動でそれらをオフにしてくれます。他にもバッテリの消耗に関係する、画面の明るさや音量等を自動で調整してくれます。
また、Androidはアプリが終了せずにバックグラウンドに隠れていることが多く、やはりそれらもバッテリの消耗を速めてしまうことがあるので、それらの起動しているアプリを一括で終了させるボタンもついています。
さらに詳細な設定では、スリープにしている間はWi-Fiをオフにするなど、細かく設定をすることも可能です。
2. 中級編(設定の変更)
初級編のアプリを利用する場合には、アプリがバックグラウンドに常駐することになりますので少しでもメモリを占有します。そこで手動で設定して、消費を抑えることも可能です。
1. 「電源管理」のウィジェットをホームに配置することで、簡単にWi-fiやBluetooth、GPSや同期等のオンオフが出来るようになります。
2. Wi-FiやBluetoothを使わない場合はオフにします。
3. 画面を出来る限り暗くします。
「アプリ一覧」→「設定」→「ディスプレイ」→「画面の明るさ」
4. 不要なアプリやウィジェットは削除する。
5. こまめにアプリを終了するようにする。
「ESタスクマネージャー」等のアプリでワンタップで起動中のアプリを終了出来ます。
3. 上級編(さらに詳細な設定の変更)
ここまで設定すると、かなりの節電になりますが、リアルタイムにメールを受信出来なかったり、GPSが正確に表示されるのに時間がかかったり、使い勝手としては、少し悪くなってくるかもしれません。それでもバッテリーの持続を優先する場合は、ここまで設定しても良いかと思います。(私はこの設定で2012年 Nexus 7は2日間は充電しなくても大丈夫です。)
1. Wi-Fiをオンにしておく場合は、スマートフォンがスリープ時にはWi-Fiをオフにするようにする。
「アプリ一覧」→「設定」→「Wi-fi」→「詳細設定」をタップ。
「スリープ時にWi-Fi接続を維持」を「使用しない」に変更。
2. 3の設定でスリープ時にWi-Fiをオフにした場合には、バックグラウンドで勝手にデータ通信が行われた際に、3GやLTE通信が利用されてしまいます。それを防ぐ為に、スリープ時にはデータ通信を行われないように変更します。
「アプリ一覧」→「設定」→「データ使用量」をタップ。
データを使用しているアプリの一覧が表示されますので、バックグラウンドで勝手にデータ通信を行わせたくないアプリをタップして、「バックグラウンドデータを制限する」にチェックを入れます。これでWi-Fiが接続されている時以外には、そのアプリは勝手にデータ通信が行われません。
3. さらにまとめてスリープ時のデータ通信を遮断します。
「Battery+(日本語)」というアプリをインストールします。このアプリを使うことで、スマートフォンがスリープ中にはデータ通信を行わないようになります。ただ、電話は発着信出来るのですが、LINE等のトークや無料通話は受信出来なくなりますので、よく無料通話を利用している方は、このアプリは使わない方が良いかと思います。トークに関しては、通信を遮断しても、「何分間隔で接続する」という設定がありますので、その間隔で受信は出来るようになりますので、問題ないかと思います。