この記事をかんたんに書くと…
- 「docomoのガラケーの利用料金を3割下げると」日経新聞が報じる
- ガラケー用の「カケホーダイライトプラン」が月額1,480円で提供されるかも
- 格安SIMとの2台持ちの利用に最適
「docomo(ドコモ)が2016年10月末までに、ガラケーの利用料金を3割下げする」と日経新聞で報じられました。
・ドコモ、「ガラケー」料金3割下げ。かけ放題1500円以下 格安スマホに対抗
http://www.nikkei.com/article/DGKKZO08009780U6A001C1TI5000/
(2016年10月19日 追記)
docomoが本日発表した内容によると、新設される「カケホーダイライトプラン(ケータイ)」は月額1,200円でした!さらに「ケータイパック(月額300円~)」という、上限4,200円の段階性のパケットプランも新設されることで、最低月額1,800円(5分以内の通話は無料)から利用できることになりました。
とはいえ、「ケータイパック」は、月額300円で利用できるのは10MBまでで、137MBに達すると上限の4,200円になってしまうので、微妙ですね。。。 Androidケータイの場合、137MBなんてシステムやアプリの更新などですぐに達してしまう可能性もあるので、通常のパケットパックを契約した方が無難な気もします。例えば2GBであれば「データSパック」で月3,500円になります。
・「カケホーダイライトプラン(ケータイ)」と「ケータイパック」を新設
https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2016/10/19_01.html
ガラケーでも月額1,480円で5分以内の通話が無料に?!
具体的には、5分以内の通話が無料になる「カケホーダイライトプラン」を、ガラケー向けに月額1,500円以下で提供する可能性があるようです。
現在、ガラケー(フィーチャーフォン)用のプランは、月額2,200円で誰とでも通話し放題になる「カケホーダイプラン」しか用意されていません。そこで、月額2,200円から3割ほど安い料金で「カケホーダイライトプラン」を提供する可能性があるようです。
そうなると、5分以内の通話が無料になるガラケー用の「カケホーダイライトプラン」は、月額1,480円で提供される可能性が高いのではないでしょうか。
メールを使う場合には割高かも
2016年10月現在では、格安SIMで5分以内の通話が無料になるプランを利用する場合、主要なMVNOですと、FREETELで月額1,839円(999円(月100MBまで)+840円(5分以内の通話が無料))、楽天モバイルだと月額2,100円(1,250円(通信速度が200Kbps)+850円(5分以内の通話が無料))になります。
docomoのプランにもネットの基本料金を付けたとして、月額5,280円(1,480円(カケホーダイライト)+300円(iモード)+3,500円(データSパック))になります。結局、パケットパックを付けてしまうと、格安SIMよりは、断然に高くなってしまいますね。
docomoのカケホーダイプランにする場合には、「パケ・ホーダイ シンプル」といった、月額0円から始められるようなパケット定額パックは利用できません。(2016年10月現在) おそらく、今回新設されるガラケー用の「カケホーダイライト」も、データパック(月額3,500円~)しか選べないと思います。
通話だけの利用で使う場合に最適
ただ、もしdocomoの新設されるガラケー用の「カケホーダイライトプラン」が、音声通話のみのプランで契約できる場合、月額1,480円以外には発生しません。(しいて言えばユニバーサル料金(2円前後)は発生します) この場合、メールやネットは使えず、本当に電話のみの契約となります。これは、格安SIMの2台持ちとして利用する場合に、おすすめの利用方法になります。
>> スマホの料金が1,983円?! 携帯とスマホ 2台持ちの3つのメリット
上記の例では、SoftBankのホワイトプランを利用することで、SoftBank同士は無料で月額1,983円を実現しています。
これを今回のdocomoの月額1,480円のプランにすることで、誰とでも5分以内の通話し放題で、月に3GB使えて月額2,570円(税込)(1,524円(カケホーダイライト)+972円(3GB))で利用できることになるのです。時間制限なくかけ放題の場合には、月額3,348円(税込)(2,376円(カケホーダイ)+972円(3GB))になります。
まとめ
格安SIMでも5分以内の通話が無料になるオプションは用意されているのですが、どうしてもdocomoなどのキャリアにこだわりたいという場合に使えるのではないでしょうか。
ただ、docomoの「カケホーダイライトプラン」は、5分を超過した分の通話料は20円/30秒なのに対し、格安SIMの5分以内の通話が無料になるプランの場合は、10円/30秒で利用できます。
これらをふまえて、どちらを利用するかになりますね。
ただ、選択肢が増えるので、良いのではないでしょうか。
>> 月830円で30分以内の家族間通話が無料!格安SIM「IIJmio」の通話定額
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