この記事をかんたんに書くと…
- ほとんどの格安SIMで通話定額が利用可能に
- 2017年は「10分かけ放題」が主流になるかも
- 格安SIMのデメリットを分かったうえで、スマホをお得に使う
スマホの月額料金を安くすることができる「格安SIM」。
ひと昔前までは、格安SIMは「通話を利用する場合には、逆に高くなる」と言われていましたが、それも過去の話になっています。
最近では、多くの格安SIMで、アプリを通すことで、通話料は通常(20円/30秒)の半額の10円/30秒で利用できます。さらに、最近では5分以内の通話が無料になったり、10分以内の通話が無料になったりするような、通話定額サービスも、ほとんどの格安SIMで利用できるようになっています。
これにより、時間制限なく通話できるような「通話し放題」サービスを利用しない限りは、格安SIMの方が安く利用できるようになっています。格安SIMにも、いくつかデメリットはありますが、スマホの利用料を安くしたいなら、頑なにドコモなどの大手キャリアを利用する必要もないかもしれませんね。
通話定額サービス比較
Y!mobile | 10分以内の通話が無料 | 20円/30秒 |
楽天モバイル | 月額850円で5分以内の通話が無料 | 10円/30秒 |
BIGLOBE SIM | 月額650円で60分の通話が無料 月額650円で3分以内の通話が無料 月額830円で90分の通話が無料 月額600円で10分以内の通話が無料 | 10円/30秒 |
mineo | 月額840円で30分の通話が無料 月額1,680円で60分の通話が無料 月額850円で10分以内の通話が無料 | 20円/30秒 |
DTI | 月額780円で5分以内の通話が無料 | 20円/30秒 |
もしもシークス | 月額850円で5分以内の通話が無料 | 20円/30秒 |
IIJmio | 月額830円で10分以内の通話が無料 家族間は30分以内の通話が無料 | 10円/30秒 |
| 月額850円で10分以内の通話が無料 月額850円で通話料上位3つの番号の通話が無料 月額1,300円で1分以内の通話が通話料上位3つの番号の通話および10分以内の通話が無料 | 10円/30秒 |
| 月額850円で10分以内の通話が無料 | 10円/30秒 |
| 月額830円で10分以内の通話が無料 | 10円/30秒 |
2016年12月にも、格安SIMにおける通話定額サービスの比較をしたのですが、その時よりも利用できる格安SIMが増えています。
>> 2016年最新版!格安SIMの通話し放題(通話定額)オプションの比較
通話定額サービスが次々と開始
まず、「DMM mobile」と「NifMo」が増えていると思います。
DMM mobileは2017年3月1日より、5分以内の通話が無料になるサービスが開始されます。NifMoは少し先になるのですが、2017年6月からサービスを開始予定となっています。
NifMoに関しては自前のサービスではなく、OCN モバイル ONEが新しく始めた通話定額卸「0035でんわ卸」というサービスを利用しての、通話定額になります。
このサービスを利用することで、格安SIMが気軽に通話定額のサービスを取り入れられるようになるようです。さらに、ほとんどの格安SIMが5分以内の通話が無料なのですが、こちらのOCN モバイル ONEのサービスは、同じ月額料金で、10分以内の通話が無料になることが特長です。
>> 月額850円で10分以内の通話が無料になる音声定額が登場!
2017年は10分以内の通話が無料が主流に?
今後は、色々な格安SIMで、5分ではなく10分以内の通話が無料になるのが主流になる日も近いかもしれませんね。
またmineoも、今までは30分または60分の通話定額だったのですが、それらのサービスに加えて、月額850円で5分以内の通話が無料になるようなサービスも、2017年3月1日から開始することになりました。
これにより、スマホ上手で紹介している格安SIMでは、U-mobile(b-mobile)以外は全て通話定額のサービスが開始されることになりました。
格安SIMのデメリットとは?
さて、このように通話料金のデメリットもあまりなくなった格安SIMですが、あとは何がデメリットになるのでしょうか。現段階での格安SIMのデメリットを挙げてみました。
・大手キャリアより、実際の通信速度は落ちる
・ショップがない格安SIMが多いので、自分でSIMを差し込み、設定をしなければならない
・家族間の通話が無料になるなどのサービスがない
・支払い方法がクレジットカードのみの会社が多い
・キャリア決済機能が利用出来ない
・キャリア認証が出来ない為、LINEでID検索が使えない
・キャリアのメールアドレスが使えない
といったところでしょうか。
私は、実際に格安SIMを利用していますが、これらのデメリットを不便に感じたことがありません。「通信速度は落ちる」といっても、そこまで使えないほど遅くなるわけでもありません。唯一、格安SIMによっては、お昼の時間帯が遅くて使いづらいことはあるようです。
家族間の通話が無料になるようなサービスが必要であれば、IIJmioであれば、家族間は30分以内の通話であれば無料にすることもできます。
>> 月830円で30分以内の家族間通話が無料!格安SIM「IIJmio」の通話定額
LINEの年齢認証は、LINE モバイルを利用することで解消されます。
>> LINEの年齢認証が可能&無料通話もカウントされない格安SIM「LINEモバイル」
まとめ
このように、自分の用途にあった格安SIMを使うようにすれば、スマホの月額料金を下げて、不便なく格安SIMを利用できるようになります。
「難しそう」「面倒くさそう」ではなく、試しにやってみれば、そんなに難しくもありません。毎月無駄に、大手キャリアに支払っている月額料金を、3,000円でも節約できれば、年間36,000円も他にお金を使うことができるようになります!
まずは、やってみることが大切ですね(^^)
格安SIMの比較は、こちらを参考にしてみてください!
>> 「スマホ上手」おすすめ格安SIM はこちら