1. 必要なもの
(1) SIMフリーのスマートフォン
またはdocomoかauのスマートフォン
(本体の支払いが終わっている端末)
(2) クレジットカード
(3) 本人確認書類データ(※)
まず(1)の必要なスマートフォンですが、SIMフリーの端末を新規に購入したり、もしくは既存の端末をSIMフリーにして利用するという方法もあります。
用途別のSIMフリーのスマートフォンの紹介はこちら
https://www.sim-jozu.net/smartphone/
または既にdocomoやauで、支払いの終わっているスマートフォン(大体2年過ぎたもの)をお持ちであれば、その端末を格安SIMで利用することも可能です。つまり支払いを終えていれば、端末の金額を考えずに既に利用している番号をそのまま使って、格安SIMに移行出来るので、毎月の料金を一気に抑えることが可能になります。だいたい3分の1くらいになるのではないでしょうか。
なぜSoftBankは書かれていないのかというと、格安SIMはdocomoやau等の大手キャリアの回線を借りて、サービスが提供されており、2015年4月22日現在、docomoとauの回線しか使えないからです。またほとんどの格安SIMの会社はdocomoの回線なのですが、auの回線を利用しているところは現在のところmineoまたはUQ mobileになります。
SIMフリーのスマートフォンでない場合には、docomoで使っていたスマホはdocomoの回線、auで使っていたスマホはauの回線(mineo等)でしか利用出来ませんので注意しましょう。
次に(2)のクレジットカードですが、支払いはどこの会社もだいたいクレジットカードでの支払いになります。
(3)の本人確認書類データは、090や080、070の音声通話が出来るプランを利用する場合は必要になります。または会社によっては、音声通話のプランでなくても、本人確認書類のデータは必要になることもあります。
2. 携帯電話会社にMNP予約番号申し込みを行う
現在利用中の090や080、070の電話番号をそのまま使う場合(MNP)
現在利用している携帯電話会社(docomoやau、SoftBank)に、MNP予約番号申し込みを行います。それぞれ、電話やネットから申し込みは行えますが、各社ともMNP転出手数料が3,000円程かかります。さらに最近では2年契約をしている場合がほとんどかと思いますので、その際には契約月以外には10,000円程の解約手数料が発生する可能性もあるので注意が必要です。
他にもスマートフォンの割賦購入の代金が残っている可能性もありますので、支払いが終わってから変更するようにしましょう。ほとんどのキャリアではスマートフォンのサポート割引といった割引があるからです。
また、MNPをせずに新規で契約する場合や、データ専用のSIMで契約する場合には、この項目は必要ありませんので、3に進みましょう。
3. 格安SIMの購入またはネットでのお申込み
データ通信のみの格安SIMの利用であれば、ネットや量販店等で格安SIMを購入して、ネットで申込み手続きをすることで、あとは設定をしてすぐに使えるようになります。
音声通話プランの利用の場合は、ネットでお申込みをして、その際に本人確認書類データを送付し、数日後に格安SIMが送られてきて、それから設定をして使えるようになるという流れになります。
その際、手続きが完了してから、SIMが送られてくるまでの2~3日程、携帯電話が利用出来なくなる期間が出来てしまいます。mineoだけは、自分で切り替え手続きが出来るようなので、すぐに利用出来ます。また、利用出来なくなるのが嫌な場合には、家電量販店等の店頭や実店舗のある格安SIMで契約することで、即日切り替えが可能になります。
[注意]
格安SIMのサイズはマイクロSIM、ナノSIM、標準SIMの3種類があります。
最近のスマートフォンであれば、ほとんどがマイクロSIMかとは思いますが、それぞれの格安SIMのサイトで必要なSIMの種類を調べることが出来るので、念のため確認するようにしましょう。
4. スマートフォンにSIMの差込み・設定して完了
量販店やコンビニで購入したSIMや送られてきたSIMを、用意したスマートフォンに差し込んで、それぞれの会社から割り振られたIDやパスワード等を設定して、完了です。