おすすめ格安SIM

格安SIMで家族シェアはお得?逆に高くなることがあるので注意

格安SIMの会社(MVNO [Mobile Virtual Network Operator])はたくさんあります。その分、自分にあったプランが多かったり、競争が激しいのでサービスが良くなったり割安になったりと、利用する側には多くのメリットがある反面、どの会社やどのプランを選べが良いのかが分かり辛かったりします。

そこで、スマホ上手のおすすめのプランを用途別に紹介します。格安SIMは、2年契約等の縛りがないプランがほとんどなので、約3,000円の初期費用さえ払えば、別の会社に簡単に移れますので、まずは悩まずに使ってみても良いかと思います。
※090や080、070の番号を変更せず、別会社に移る場合はMNP手数料が約3,000円かかります。

 

[特典] 格安SIM 設定サポート
スマホ上手から格安SIMをご契約していただきましたら、設定やその他分からない事などがあれば何でも聞いてください。メールで可能な限りお答えさせていただきます。下記の「価格比較一覧表」から、格安SIMのご契約に進んでください。

お問い合わせのページより「購入した格安SIM」「購入日」等をご記入の上、お気軽にお問い合わせください!

 

2020年 一番おすすめの格安SIM

ベストオブ格安SIM

 

☆☆ ベストオブ2020 「IIJmio」 ☆☆

2017年おすすめ格安SIM!家族間は月830円で30分通話し放題のIIJmio

2020年のおすすめの格安SIMは「IIJmio」になります。
一番の特長は、月額830円の「10分かけ放題」オプションを利用することで、家族間の通話は30分以内の通話が無料になるという点になります。

さらに、家族間の場合の10分を超過した分の通話料は、20%OFFになり8円/30秒(通常は10円/30秒)で利用できるのです。ドコモなどの大手キャリアでは、家族間の通話は無料になりますが、30分以内の通話が無料になれば安心して利用できますね。

他にもIIJmioは、ドコモ回線のサービスの他にau回線のサービスも利用できます。
これにより、auを利用していたユーザーも、スマホを新規に購入することなく、今まで使っていたスマホをそのまま格安SIMで利用できるのです。その為、auユーザーにとってはMNPもしやすいですよね。他の格安SIMでは、ほとんどがドコモ回線を使ったサービスになりますので、このメリットは大きいですね。

また、IIJmioは通信会社の大手が運営していることもあり、サービスが安定しているので、安心して利用できることも、おすすめできるポイントとなります。IIJmioの詳細な記事は以下の記事をご覧ください。

>> IIJmioのクチコミ・評判やサービス内容

 

☆☆ 番外編 「BIGLOBE モバイル」 ☆☆

iPhoneが格安SIMとセットで購入可能に!キャンペーンで実質15,600円~

もし、格安SIMでiPhoneを利用したい場合には、「BIGLOBE モバイル」もおすすめです。
BIGLOBE モバイルでは、ワイモバイルやUQ モバイルなどを除く格安SIMで、初めて新品のiPhoneの取り扱いを開始しました!今まで、Apple認定整備品を取り扱う会社はあったのですが、新品のiPhoneを扱うのはBIGLOBE モバイルが初めてになります。

セットで購入できるiPhoneは、iPhone SEと6sに限られるのですが、最新機種でなくてもiPhoneを格安SIMで安く利用したい、という場合には最適ですね。しかも、2018年1月8日までのキャンペーンを利用すれば、総額25,200円がキャッシュバックされる為、iPhone SEを実質15,600円で購入できます。

他にもBIGLOBE モバイルでは、月額480円(データ通信専用は月額980円)のオプション料金で、YoutubeやAbemaTV、Google Play MusicやApple Musicなどの、特定の動画や音楽サービスがカウントフリーになるオプションも利用できます。つまり、ネット上の動画や音楽を視聴することが多いユーザーにとっては、大変お得なオプションとなっています。

BIGLOBE モバイルは、家のインターネットプロバイダでお馴染みの、BIGLOBE(親会社はKDDI)が運営しているので、大手ということもあり安心して利用できる点もおすすめになります。BIGLOBE モバイルの詳細は、以下の記事をご覧ください。

>> iPhoneが格安SIMとセットで購入可能に!キャンペーンで実質15,600円~

 

スマホ上手 格安SIM 売れ筋ランキング (2020年12月)

1位 OCN モバイル ONE

プロバイダ大手のOCNの格安SIMです。1日毎の通信容量のプランがあることが特長になります。月額850円のオプションで10分以内の通話が無料になるサービスもかなりお得なのと、大容量プランをシェアすることでかなり割安になります。

2位 IIJmio(アイアイジェイ ミオ)

月額830円で5分以内の通話が無料になるだけでなく、家族間の通話は30分以内の通話が無料になるのが特長です。速度を制限されてもバースト転送機能で速くなったり、容量のシェアで割安になったり、通信速度も含めて色々と安定しているサービスです。

3位 Y!mobile(ワイモバイル)

SoftBank系列のY!mobileが2位となっています。ショップが身近にあるので、大手キャリアと同じようにサポートを受けられるので安心です。さらにiPhoneも扱っていたり、月額1,000円のオプションで時間制限なく通話し放題にできるのも特長です。

4位 BIGLOBEモバイル

ドコモ回線とau回線が使えるKDDI(au)グループの格安SIMです。新規契約時のキャッシュバックキャンペーンを定期的におこなっている為、お得感があります。さらに60分や90分通話料がコミになる通話定額オプションも人気の一つです。

5位 楽天モバイル

新規契約時にスマホをかなり安く購入できたり、支払額に応じて楽天ポイントが付与することはもちろん、支払いでも使えることが人気の理由です。また、通話を利用する場合も、月額850円で5分以内の通話が無料になる通話定額サービスが用意されています。

 

通信容量による価格比較

2020年12月現在、データ通信のみのプランでは月額料金900円で高速通信3GB、音声機能付きのプランでは、月額料金1,600円で高速通信3GBが標準となっています。以前は、価格据え置きで通信量が増加する傾向があったのですが、この1年は、この料金で落ち着いています。

2017年は格安SIMでは、10分通話定額が普及しました
以前は5分以内の通話が無料だったのですが、2017年は価格据え置きで、5分かけ放題が10分に時間が延長されたのです。これにより、ドコモなどの大手キャリアでは、5分以内の通話が無料のサービスはあるのですが、格安SIMなら10分以内の通話が無料になり、通話料金でも格安SIMが安くなってきています。

一番のおすすめは、業界トップ3に入る、IIJmioの音声定額サービスになります。月額830円のオプション料金で、10分以内の通話が誰とでも無料になります。さらに、ここからが他の格安SIMにはないサービスなのですが、家族間の通話は30分以内であれば、無料で話せてしまうのです。格安SIMでは、家族割引があまりないので、ありがたいサービスですね。

しかも、こちらのサービスはIP電話ではなく、電話回線を使ったものなので、通話の品質も保たれています。また、10分超過後の通話料も10円/30秒なので、下手をすると通話をたくさんしても、大手キャリアよりも安く使えてしまいます。

>> 家族4人で年間192,000円も節約?!auスマホが使える格安SIMの料金を比較

 

【データ通信のみのプラン】

 メーカー1GB2GB3GB5GB7GB超過後
DMMモバイル480円770円850円1,210円1,860円200kb
楽天モバイル900円900円900円1,450円2,260円200kb
NifMo900円900円900円1,600円1,600円200kb
4OCN モバイル ONE900円900円1,100円1,450円2,300円200kb
5IIJmio
(docomo,au)
900円900円900円1,520円2,560円200kb
6BIGLOBE モバイル900円900円900円1,450円2,700円200kb
7b-mobile900円1,180円1,180円1,980円1,980円200kb×
8U-mobile790円1,480円1,480円1,480円2,480円128kb×
9mineo
(docomo,au)
800円900円900円1,580円2,520円200kb

※価格は税抜きです。 ※「繰」は残った通信料を繰り越せるサービスです。

 

【音声通話を含むプラン】

 メーカー1GB2GB3GB5GB7GB超過後
DMMモバイル1,260円1,380円1,500円1,910円2,560円200kb
楽天モバイル1,600円1,600円1,600円2,150円2,960円200kb
BIGLOBE モバイル1,400円1,600円1,600円2,150円3,400円128kb
4NifMo1,600円1,600円1,600円2,300円2,300円200kb
5IIJmio1,600円1,600円1,600円2,220円3,260円200kb
6OCN モバイル ONE1,600円1,600円1,800円2,150円3,000円200kb
7U-mobile1,580円1,580円1,580円1,980円2,730円128kb×
8b-mobile1,560円1,900円1,980円2,780円2,780円200kb
9mineo (au回線)1,500円1,600円1,600円2,280円3,220円200kb

※価格は税抜きです。 ※「繰」は残った通信料を繰り越せるサービスです。

 

【機能・サービスの比較】

 メーカー期間特長・サービス
IIJmio×12ヶ月10分以内(家族間は30分以内)の通話無料サービス、バースト転送、家族間通話20%OFF、シェアプランあり、光セット割
楽天モバイル12ヶ月5分以内の通話無料サービス、楽天スーパーポイント付与、口座引き落としはデビットカードのみ可能
OCN モバイル ONE6ヶ月10分以内の通話無料サービス、バースト転送、光セット割、日次プランあり、口座引き落としは電話申し込みすることで可能
4DMMモバイル×12ヶ月10分以内の通話無料サービス、バースト機能、シェアプランあり、毎月DMMギフト券(10%OFF)
5Y!mobile××24ヶ月月に10分間300回無料通話、通話し放題プランあり、光セット割、家族割あり、割引プログラム
6NifMo×6ヶ月10分以内の通話無料サービス、Wi-Fiスポット、光セット割、割引プログラム、月額1,300円でかけ放題(IP電話)、月額380円でプリントし放題、各種サポートが豊富、口座引き落としは既に@niftyを利用している場合可能
7BIGLOBE モバイル12ヶ月Wi-Fiスポット無料、シェアオプションあり、口座引き落としはデータプランのみ可能、MNP即日開通、通話割引きサービス、光セット割
8U-mobile××××12ヶ月高速通信使い放題プランあり、実店舗あり、光セット割、U-NEXTポイント(600pt)
9b-mobile××××4ヶ月高速通信使い放題プランあり
10mineo (au回線)×12ヶ月10分以内の通話無料サービス、au回線、口座引き落としはeo光ネットを利用している場合可能、MNP即日開通

※「テ」はテザリングが出来るか。※「繰」は残った通信料を繰り越せるか。※「ア」はアプリで高速通信の残容量の確認や高速通信の切り替えが出来るか。※「音」は音声通話割引があるかどうか。※「評」は評判(○良い、×悪い)。※「銀」は銀行口座引き落としが可能かどうか。※「即」はMNPで即日開通可能かどうか(△は実店舗のみ)。※「期間」は音声通話機能付きの最低利用期間。

 

DMM mobileは2015年3月26日より、全プランで業界最安値宣言をしました。それにより一部のプランを除いては、最安値を維持しています。一部のプランというのは、使い放題のプランを提供しているMVNOの価格は除いているようです。プランも豊富で使いやすく、「速度を超過した後でも高速通信が少し使える」バースト機能も秀逸です。サービスが他と比べると弱いものの、料金面ではおすすめです。

総合面の上位1位~4位は、音声定額のサービスがあるものになりました。
やはり、そんなに通話はしなくても、少しでも通話をしてしまうと料金が高くなってしまうので、通話定額のサービスは嬉しいですよね。格安SIMでは5分以内の通話が無料になるような、サービスが主流となっています。

 

1位のIIJmioは、先ほど説明した通話定額の他にも、「ファミリーシェアプラン」という複数のSIMで分け合えるプランがあるので、家族やカップル等で高速通信容量を分け合った場合には、実質、安さで1位のDMM mobileと同一水準になり、かなりお得な金額になります。さらに容量を超過し低速になった際にも「バースト転送」というもので、最初の数秒は高速通信が使えるというものも魅力的です。また、docomo回線他にもau回線も使えるようにもなりました。

2位の楽天モバイルや3位のOCNモバイルONEも、月額850円のオプションで5分以内の通話が無料になるサービスを開始しました。こちらも電話回線が使われているサービスになります。

・5分以内の通話は無料で月に3.1GB使えて月額2,450円!
https://www.sim-jozu.net/archives/2501

 

4位のBiglobe モバイルは、月額650円のオプション料金で、最大60分の通話が付いてきます。他にも、「Wi-Fiスポットが無料」で使えたり、「MNPでも即日の開通」が出来たり、「音声通話の割引」があったり、「固定回線とのセットで毎月200円の割引」があったり、「6GBの高速通信が割安」であるなどサービスも充実しています。

もう一つ、NifMoはIP電話ではありますが、月額1,300円のオプション料金で「誰とでも通話し放題」になります。このように、通話定額のサービスを提供している格安SIMは、やはりおすすめになります。

また、月額1,980円で高速通信使い放題のb-mobile(日本通信)は、料金的にはかなりお得ではありますが、使い放題にしてしまっている為に、混雑時の速度の評判があまり良くないので、9位にしてあります。先日、実質個人向けのサービスの撤退を発表しましたね。顧客はU-mobileに引継ぎぐそうです。

 

キャンペーン情報一覧

格安SIM各社の最新キャンペーン情報一覧になります。

メーカー日付内容期間
BIGLOBE モバイル2018年4月2日最大15,600円キャッシュバック
音声通話SIMやスマホのセットで新規契約すると最大15,600円がキャッシュバックされる「ビックリビッグローブ」
2018年6月3日まで
IIJmio (ドコモ&au回線)2018年3月1日史上最強3つのお得な0円キャンペン
初期費用が1円&月額費用が300円×12ヶ月割引(音声通話SIMのみ)&通信量が3GB×12ヶ月増量になるキャンペーンを実施中。
2018年5月8日まで
OCN モバイル ONE2018年4月10日格安スマホ春得セール
らくらくセットで最大12,000円OFF。人気の機種が8,800円から購入できます。
2018年4月20日まで
Y!mobile2017年12月1日タダ学割
5歳以上18歳以下のユーザーが新規、他社からのりかえ(MNP)、ソフトバンクからの番号移行のいずれかで、最大3ヶ月の月額基本料金が無料&次の機種変更までデータ容量が2倍。
2018年5月31日まで
DMMモバイル2018年2月22日お得にスタートキャンペーン
新規契約手数料の3,240円が0円&ASUS端末が台数限定で3,000円OFF。
2018年5月9日まで
楽天モバイル2018年4月12日シェアNo.1獲得記念!大感謝セール
期間中に対象のスマホとSIMをセットで契約すると、スマホの料金がキャンペーン価格で購入できます。
2018年5月10日まで
mineo (ドコモ&au回線)2018年1月19日100万回線突破ありがとうキャンペーン
月額料金が6ヶ月間900円割引&mineoでんわ 10分かけ放題が2ヶ月無料。
2018年5月8日まで
U-mobile特になし
NifMo特になし
b-mobile特になし

 

データ通信端末と音声通話用に2台持ちをしても良い場合

★ 毎月残りの容量を気にしたくない場合におすすめの格安SIM!
名称NTTコミュニケーションズ「OCN モバイル ONE」
月額料金[データ通信専用]
900円 110MB/日コース
1,380円 170MB/日コース
1,100円 3GB/月コース
1,450円 5GB/月コース
1,800円 15GB/月コース ※最大500kbps

[通話プラス]
1,600円 110MB/日コース
2,080円 170MB/日コース
1,800円 3GB/月コース
2,150円 5GB/月コース
2,500円 15GB/月コース ※最大500kbps

利用可能端末動作確認端末一覧
 

毎月、「あと高速通信(パケット)の容量はどのくらい使えるんだろう。。。」と、悩みたくない方におすすめです。こちらのOCN モバイル ONEでは1日毎に制限容量がリセットされるというのが特長です!その他の格安SIMでは「毎月〇〇GB使えるプランでいくら」というものが一般的になります。

NTTコミュニケーションズが提供する「OCN モバイル ONE」では、110MB/日(月額900円)と170MB/日(月額1,380円)の2種類のプランがあります。例えば1日に高速通信の容量が110MBを超えると200kbpsの速度に制限されるというものになります。

このプランの良いところは、1日110MBということは、1ヶ月約3.3GB(110MB/日)または、約5.1GB(170MB/日)の高速通信が利用出来るということになります。3GB/月コースは月額1,100円、5GB/月コースは1,450円なので、料金的にも日コースのプランの方がお得になります。

さらにこれは私の考えではありますが、例えば月のプランにした場合に、月の前半で少し容量を使いすぎてしまい、3GBや5GBを超えてしまった場合、残りの日は全て200kbpsの速度に制限されてしまいます。それを解除するには、500円/500MBを支払えば高速通信を利用出来ますが、余計な費用がかかってしまいます。

一方、日コースのプランにした場合、ある日に使いすぎてしまった時にその日の残りは200kbpsの速度制限になってしまいますが、次の日(夜中の12時)になれば、また110MBにリセットされて高速通信が使えるようになります。その方が、容量を気にせずに楽しめるというものです。

ただ、余った容量の繰り越しも、次の日までしか繰り越されないので、使いすぎない心配がない半面、使いたい時でもたくさん使えないというデメリットもあります。月ごとのプランであれば、繰り越しも月ごとなので、例えば3GBのプランを契約していて、1GB余ったら、次の月は4GB使えますよね。さらに月に2GBしか使わず2GB余ったら、次の月は5GB。。。

ということで最終的には、3GBの契約でも、月に6GB使える月もでてくるわけです。もちろん、その人の使い方によりますので、自分の使い方にあったプランを選ぶのが良いかと思います。

また、OCN モバイル ONEも、月額850円のオプションを支払うことで、「5分以内の通話が無料」になるプランも用意されていますので、通話を多く使いたいという場合でも割安で利用することは可能です。

・OCN モバイル ONEも容量増量!月額900円で110MB/日~
https://www.sim-jozu.net/archives/1040

 

安くて容量も大きくて番号も持ち運べる最強の格安SIM

★ 使い放題のプランを利用したい場合におすすめ 
名称U-mobile
月額料金

[通話プラス]
1,580円 3GB/月コース
1,980円 5GB/月コース
2,730円 無制限コース

[通話プラス(2段階制)]
1,480円 1GB以下/月
1,780円 1GB超/月

[データ専用]
790円 1GB/月コース
1,480円 5GB/月コース
2,480円 無制限コース

[データ専用(2段階制)]
680円 1GB以下/月
900円 1GB超/月

利用可能端末動作確認端末未公表
 

この格安SIM(U-mobile)の月額料金1,980円のスタンダードプランでは、音声通話機能付き(20円/30秒)で、さらに5GBの高速通信が付いています。5GBを超えると128kbpsに速度制限されます。ただ、この月額料金はかなりの破格の金額です。他の会社ではだいたい音声通話付きの場合は、高速通信は3GBで、1,600円くらいの料金設定です。

また、U-mobileではダブルフィックスプラン(2段階制)を設けているのですが、スタンダードプラン(定額)より少し安いくらいで割高ですので、余程少しでも安く抑えたいという理由がない限りはスタンダードプランをおすすめします。

2015年4月1日から月額1,980円(データ通信のみ)、2,730円(音声通話プラン)で、容量制限なしで高速通信が使い放題になりました。ただ、使い放題ではありますが、通信速度は常に安定して高速なわけではありません。混み合う時間帯の場合、速度が結構低下してしまうこともあります。無制限のプランにする場合には、それもふまえた上で選ぶことをおすすめします。

大手キャリアの場合、基本料金も含めて8,000円くらいになりますが、U-mobileであれば、他にはかからず2,730円だけで済んでしまいます。電話かけ放題はありませんので、電話代はかかってしまいますが、あまり電話を使わない人であれば、断然こちらの方がお得になります。

電話代にしても20円/30秒ではありますが、「楽天でんわ」等のアプリを利用することで、通話料が半額になりますので、10円/30秒ですんでしまいます。つまり、月に3時間(約3,600円)電話をしたとしても、U-mobileの方がお得な月額料金になります。一つ難点としては、格安SIM共通の弱点ではありますが、同一キャリアの通話無料や家族割引が使えないことです。ただ、最近ではLINEで無料通話も出来ますので、それで補えるとは思います。

・月額2,980円で「ネット使い放題」「音楽聞き放題」「通話もお得」なU-mobileの格安SIM
https://www.sim-jozu.net/archives/1830

 

音声通話無料分が含まれているプランがある格安SIM

★ 電話が誰とでも月に10分300回まで無料!
名称Y!mobile(ワイモバイル)
月額料金スマホプランS 2,980円 1GB/月
スマホプランM 3,980円 3GB/月
スマホプランL 5,980円 7GB/月

[2年目以降]
スマホプランS 3,980円 1GB/月
スマホプランM 4,980円 3GB/月
スマホプランL 6,980円 7GB/月

利用可能端末動作確認端末一覧
 

Y!mobileはもともとソフトバンクグループの「ウィルコム」と「イー・アクセス」のブランド名が変更になったものです。ですので、Y!やYahooのY!であり、ソフトバンクグループということから、ソフトバンク携帯からのMNPの際には、キャッシュバック等の恩恵は受けられません。

プランは3つのプランがあり、S(1GB/月)が月額2,980円、M(3GB/月)が月額3,980円、L(7GB/月)が月額5,980円になります。それぞれ、1回あたり10分以内の国内通話が月300回までは無料で標準で付いているので、電話をかけることが多いが、長電話はしない人にはお得かと思います。

さらに1,000円のオプション料金を払うことで、完全な通話し放題に切り替えることも可能です。

それぞれ月の高速通信分を超過した場合には、128kbpsに速度制限されます。また、オーバーした際の通話料は20円/30秒がかかります。契約は2年契約なので、それ以外に解約すると、契約解除料として9,500円が発生するので注意が必要です。

他にも注意点があり、上記の月額料金は「スマホプラン割引(1,080円)」というものが適用された金額になりますので、25ヶ月目以降には上記の金額にプラス1,000円されたものが、月額基本料金になります。ただ、MVNOの料金や上限通信量は、日々変わっている状態なので、2年後にはそんなに高い値段になることはない気がします。(あくまで推測です。)

MVNOでは珍しいスマートフォン端末の「実質無料」等のサービスを行っていたり、通話料金がお得に話せる唯一の会社ですので、とりあえず2年間は2,980円でY!mobileを利用し、縛りがなくなった時に他の会社のプランなども考慮し、実質無料で購入したスマートフォンをSIMフリー端末として、他のMVNOで使ってみるのも良いですし、また別の実質無料のキャリアへ乗り換えても良いのではないでしょうか!

 

家族で割引になるプランを利用したい場合

★ 家族間通話20%OFF 、シェアプランでお得
名称IIJmio
月額料金

[データ通信専用]
ミニマムスタートプラン 900円 3GB/月
ライトスタートプラン 1,520円 6GB/月
ファミリーシェアプラン 2,560円 10GB/月

[音声通話付き(みおふぉん)]
ミニマムスタートプラン 1,600円 3GB/月
ライトスタートプラン 2,220円 6GB/月
ファミリーシェアプラン 3,260円 10GB/月

利用可能端末動作確認端末一覧
 

IIJmioでは「ファミリーシェアプラン」を利用することで、複数台で通信容量を分け合うことが出来ます。これを利用することで、1台あたりの月額料金がかなりお得になります。特に「ファミリシェアプラン」を2台で分け合った場合に、データ通信専用プランであれば1台あたり月額料金1,280円で高速通信5GB、音声通話付きプランであれば、1台あたり月額料金1,980円で高速通信5GBになります。

そして家族間であれば通話料金が20%引き(16円/30秒)で通話することが可能です。3人や4人家族の場合でも、1つのIDで複数のプランを契約することで、家族割引が適用されます。また「みおふぉんダイアル」アプリを使うことで、誰でも50%引き(10円/30秒)で通話が出来るので、家族通話の場合には60%引き(8円/30秒)になります。

他にも、IIJmioならではの機能として、高速通信の容量を超過した場合でも「バースト転送」機能というものがついており、200kbpsに速度が制限されていても、最初の1秒程度は高速通信が利用出来ます。これにより、例えばネットの閲覧程度であれば、ほとんど変わらずに快適に閲覧することが可能となっています。

また、アプリで高速通信のON/OFFを切り替えたりすることも出来ますし、余った容量を翌月に繰り越すサービスも利用出来ます。「OCN モバイル ONE」と並んで、おすすめする格安SIMです。

 

auで購入したスマートフォンを利用したい場合

さらにIIJmioではドコモの回線とauの回線の両方のプランを提供しています。
以前は、auの回線を利用できるのは、「mineo」または「UQ mobile」という格安SIMだけだったのですが、IIJmioが加わったことで、だいぶ安く使えるようになりました。

料金水準はドコモの回線を使ったプランと同じになっているので、かなり安く利用できます。
また、mineoは5分以内の通話が無料になるオプションは、現在は提供しておらず(2017年3月から提供予定)、通話を多く利用する場合には、やはり割高になってしまうのがネックでした。UQ mobileは、根本的に高いのでおすすめしません(^^;

その点、IIJmioであれば、すでに5分以内の通話が無料になるプランを提供している為、通話料も割安に利用できるのが特長です。au回線を使いたい方であれば、待合なくIIJmioがおすすめな格安SIMになります。

・家族4人で年間192,000円も節約?!auスマホが使える格安SIMの料金を比較
https://www.sim-jozu.net/archives/3455

 

子どもやシニアの方が安心して使えるスマホが欲しい場合

★ 特にスマホを初めて使う方におすすめです!
名称AIがお子様を見守る! トーンモバイルのスマホ
月額料金1,000円
 

TONEは、DVDや音楽CDのレンタルでおなじみの「TSUTAYA(ツタヤ)」が運営している格安SIMのサービスです。他の格安SIMとは、全く異なる形で、ターゲット層をスマートフォンに慣れていない子どもやシニアに絞り込んでいます。その為、安心機能やスマホに慣れていない方向けのサービスがとても充実しているのが特長です。

料金プランもとても明確で、月額1,000円(税抜)のプランのみ。
シンプルで分かりやすいですね(^^) その分、通信速度は500~600kbpsのみになります。こちらの速度は、そんなに早くはありません。つまり、動画や音楽サービスを、ほとんど利用しないという前提のサービスとなっています。

ただ、少しくらいは動画も観たい!
という場合でも、高速通信が使えるオプションも用意されているので安心です。

また、この速度でも、ネットの閲覧やLINEなど、メールのやり取りは全く問題のなりレベルです。その分、月額1,000円で使えると思えば、とても安いですよね。

他にも、アプリやネットの閲覧制限ができたり、歩きスマホの防止ができたり、現在地の確認ができたり、健康維持の為の「ライフログ」と呼ばれるアプリが入っていたり、遠隔サポートが無料で利用できたり、スマホの設定が済んだ状態のものが送られてきたり、TSUTAYAでサポートが受けられたり。。。 慣れていない人には嬉しい機能やサービスがとても充実しています。

「子どもに初めてスマートフォンを持たせる」親としても安心して持たせられますし、そんなに動画を観たり、ネットをたくさん使うわけではないけど、スマートフォンを使ってみたいというシニアの方にも、おすすめです。何といっても、操作などが分からない場合には、無料で遠隔サポートをしてもらえるところが嬉しいですよね。

TONEの詳細な記事はこちらでも紹介しています。
https://www.sim-jozu.net/archives/3962

 

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この記事の著者

マメデザイン 鳥羽 >> 運営者情報

ガジェットをこよなく愛するWEBディレクター。日々、ガジェットに関する情報やスマートフォンをお得に利用する為の情報を収集しながら、WEB制作をしています。ガラケーとタブレットの2台持ちで、格安SIMはIIJmioを利用。通話し放題・月3GBのプランで、スマホ利用料は合わせて月額2,570円。

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