格安SIMを利用するには、支払いの終わったスマートフォンか、SIMロックフリーのスマートフォンが必要になります。SIMロックフリーのものは、最近では色々な種類が販売され始めています。スペックによって値段がだいぶ変わってきますので、用途にあったスペックのスマートフォンを購入して出来るだけコストを抑えましょう。用途別にSIMロックフリーのスマホを紹介します。
ここで紹介している「月額料金目安」は、音声通話が出来て、高速通信の容量が月6GB使えるプラン(月額2,322円(税込))になります。「価格」の欄には、docomo等のキャリアと同じように機種代金を2年払いで分割したと仮定した場合の料金も併記してあります。
・格安スマホのAnTuTuベンチマークまとめ
https://www.sim-jozu.net/archives/1448
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- コスパに優れたおすすめのスマートフォン
- とにかく安くスマートフォンを持ちたい方向け
- 適度なスペックのスマートフォンを持ちたい方向け 1
- 高性能なスマートフォンを持ちたい方向け
- iPhoneやiPadを持ちたい方向け
- 子どもに初めてスマートフォンを持たせたい方向け
- 8インチのタブレットでネットを快適に楽しみたい方向け
コスパに優れたおすすめのスマートフォン
名称 | HUAWEI p20 lite |
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価格 | 約31,000円 (月1,292円 × 24回) |
月額料金目安 | 3,614円(3年目以降 2,322円) |
OS | Android 8.0 |
ディスプレイ | 5.84インチ FHD+(2280×1080px) |
CPU | Huawei Kirin 659 (オクタコア) |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 32GB |
カメラ | メインカメラ:(ダブルレンズ)約1600万画素 + 約200万画素 インカメラ:約1600万画素 |
重量 | 145g |
バッテリ容量 | 3,000mAh |
その他 | Bluetooth、Wi-Fi(802.11 a/b/g/n/ac)、GPS、 加速度、コンパス、ジャイロ、環境光、近接、指紋認証 |
こちらはスマホ上手で一番おすすめな、価格の割にスペックの高い、かなりコスパに優れた機種になります。メーカーはHUAWEIという中国の会社で、最近では日本での人気もすごい伸び、ドコモやauなどのキャリアからも販売されており、安心感があります。
画面は5.84インチ(2280×1080px)で、CPUはHuawei Kirin 659のオクたコア(8コア)、メモリは4GB、ストレージは32GB、重量は145g、バッテリ容量は3,000mAh、カメラはメインカメラがダブルレンズになっており1600万画素と200万画素、インカメラが1600万画素、GPS・Bluetoothを搭載しており、価格の割に高スペックなスマートフォンとなっています。
この価格でダブルレンズを搭載、ベゼルレスやノッチ(ノッチは隠せます)、指紋認証や顔認証が搭載されていたり、AnTuTuスコアも70000超えで、かなりのおすすめスマホになります。ヨドバシカメラ等の量販店でも販売されているので、一度どんな商品か触ってみるもの良いかと思います。
2年払いの24回払いとすると、端末台は月額1,292円なので、格安SIMとの組み合わせで、月額料金は3,614円(税込)で、高性能なスマートフォンをお手頃な値段で持つことが可能となります。
※格安SIMはBIGLOBE モバイルの「音声通話機能付きSIM(6GB高速通信付)」のプランです。
とにかく安くスマートフォンを持ちたい方向け
名称 | HUAWEI nova lite 2 |
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価格 | 約24,000円 (月1,000円 × 24回) |
月額料金目安 | 3,322円(3年目以降 2,322円) |
OS | Android 8.0 |
ディスプレイ | 5.65インチ TFT(2160 × 1080px) |
CPU | Huawei Kirin 659 (オクタコア) |
メモリ | 3GB |
ストレージ | 32GB |
カメラ | メインカメラ:(ダブルレンズ)約1300万画素 + 約200万画素 インカメラ:約800万画素 |
重量 | 143g |
バッテリ容量 | 3,000mAh |
その他 | Bluetooth、Wi-Fi(802.11 b/g/n)、GPS、 加速度、コンパス、環境光、近接、指紋認証 |
こちらもHUAWEIのスマホになります。
もっと安いスマホは、Amazonで検索すると見つかるかと思いますが、あまりスペックが低いものやAndroidのバージョンが低いものですと、長く使うことができない為、こちらのスマホにしました。格安SIMとセットで購入することで、7,000円~15,000円前後で購入できたりしますので、そちらをおすすめします。
ヨドバシカメラ等の量販店でも販売されているので、一度どんな商品か触ってみるもの良いかと思います。画面は5.3インチ(2160 × 1080px)、CPUはHuawei Kirin 659のオクたコア(8コア)、OSはAndroid8.0、メモリは3GBでストレージの容量は32GB、重量は143g、バッテリ容量は3,000mAhになります。
さきほど紹介した「HUAWEI P20 lite」とかなりスペックが似ているのですが、メモリは3GBだったり、Wi-Fiの対応が少なかったり、ジャイロセンサーが搭載されていなかったりと、若干異なっています。特にカメラの性能が落ちています。
2年払いの24回払いとすると、端末台は月額1,000円なので、格安SIMとの組み合わせで、月額料金は3,322円(税込)で、かなり安くスマホを持つことが可能となります。
※格安SIMはBIGLOBE モバイルの「音声通話機能付きSIM(6GB高速通信付)」のプランです。
適度なスペックのスマートフォンを持ちたい方向け 1
名称 | ASUS ZenFone 5Q |
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価格 | 約41,000円 (月1,708円 × 24回) |
月額料金目安 | 4,030円(3年目以降 2,322円) |
OS | Android 7.1.1 |
ディスプレイ | 6.0インチ IPS(2160 × 1080px) |
CPU | Snapdragon 630(オクタコア) |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB |
カメラ | メインカメラ:(ダブルレンズ)約1600万画素 + 約800万画素 インカメラ:(ダブルレンズ)約2000万画素+ 約800万画素 |
重量 | 168g |
バッテリ容量 | 3,300mAh |
その他 | Bluetooth、Wi-Fi(802.11 a/b/g/n/ac)、GPS、NFC、 加速度、コンパス、ジャイロ、環境光、近接、指紋認証 |
スペックとしてはミドルスペックになるのですが、カメラはクアッドカメラ(4つ)となっており、アウトカメラとインカメラがともにダブルレンズになっています。特にインカメラにはSONY製のイメージセンサーを使用しており、画素数も2000万画素となっており、自撮りに力を入れた機種となっています。
ディスプレイのサイズは6.0インチ(2160 × 1080px)でやや大きめとなっており、CPUはSnapdragon 630(オクタコア)を搭載、メモリは4GBの大容量で、ストレージは64GBとなっています。
2年払いの24回払いとすると、端末台は月額1,708円なので、格安SIMとの組み合わせで、月額料金は4,030円(税込)で、スマホを持つことが可能となります。
※格安SIMはBIGLOBE モバイルの「音声通話機能付きSIM(6GB高速通信付)」のプランです。
高性能なスマートフォンを持ちたい方向け
名称 | HUAWEI P20 |
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価格 | 約66,000円 (月2,750円 × 24回) |
月額料金目安 | 5,072円(3年目以降 2,322円) |
OS | Android 8.1 |
ディスプレイ | 5.8インチ FHD+(2244 × 1,080px) |
CPU | HUAWEI Kirin 970(オクタコア) |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 128GB |
カメラ | メインカメラ:(ダブルレンズ)約1200万画素 + 約2000万画素 インカメラ:約2400万画素 |
重量 | 165g |
バッテリ容量 | 3,400mAh |
その他 | Bluetooth、Wi-Fi(802.11 a/b/g/n/ac)、GPS、 加速度、コンパス、ジャイロ、環境光、近接、指紋認証 |
HUAWEIの最新のスマートフォンになります。LEICAダブルカメラを搭載しており、さらにAIによる自動認識機能で、スマホとは思えないほどのキレイな写真を撮影することができます。さらにインカメラの画素数も2400万画素搭載しており、自撮りも楽しめるようになっています。
スペックもかなり高いものとなっており、画面は5.8インチ(2244×1080px)で、CPUはHuawei Kirin 970のオクたコア(8コア)、メモリは4GB、ストレージは128GB、重量は165g、バッテリ容量は3,400mAh、カメラはメインカメラがダブルレンズになっており1200万画素と2000万画素、インカメラが2400万画素、GPS・Bluetoothを搭載しています。
2年払いの24回払いとすると、端末台は月額2,750円なので、格安SIMとの組み合わせで、月額料金は5,072円(税込)で、スマホを持つことが可能となります。少し高くなりますが、それでも大手キャリアでスマートフォンを持つよりも、2,000円~3,000円くらいは安くなるのでお得ではないでしょうか。
※格安SIMはBIGLOBE モバイルの「音声通話機能付きSIM(6GB高速通信付)」のプランです。
iPhoneやiPadを持ちたい方向け
名称 | iPhone SE |
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価格 | 42,984円 (月1,791円 × 24回) |
月額料金目安 | 4,113円(3年目以降 2,322円) |
OS | iOS 11 |
ディスプレイ | 4インチ(1,136 × 640) |
CPU | Apple A9 1.25GHZ(デュアルコア) |
メモリ | 2GB |
ストレージ | 32GB |
重量 | 113g |
バッテリ容量 | ― |
その他 | Bluetooth、カメラ(前面・背面) Wi-Fi(802.11 a/b/g/n) |
iPhoneもSIMフリー版がApple Storeで販売されている為、格安SIMで使うことが可能です。iPadやiPad miniもSIMフリー版の販売が開始されたので、同じように使用出来ます。また、格安SIMはほとんどの会社でdocomoの回線が使われているので、docomoで購入したiPhoneやiPadも同様に格安SIMで使うことが出来ます。mineoやIIJmioではauの回線も利用できる為、au版のiPhoneが利用できます。
月額料金目安はBIGLOBE モバイルの音声通話+月6GBのプランの2,322円を想定していますので、端末代金を24回払いしたとすると月額料金4,113円で利用することが可能です。このように、大手キャリア(docomoやau、SoftBank)の月額8,640円よりはだいぶ安くiPhoneを持つことが出来ます。
Appleでは、Appleローンと呼ばれる、分割払いでiPhoneを購入することができます。たまにキャンペーンなどで、金利0円なども行っているので、うまく利用すれば、分割でも金利手数料なしで、購入することも可能となっています。
・Appleローン (公式サイト)
http://www.apple.com/jp/shop/browse/finance/loan
※格安SIMはBIGLOBE モバイルの「音声通話機能付きSIM(6GB高速通信付)」のプランです。
子どもに初めてスマートフォンを持たせたい方向け
名称 | TONE スマホ |
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価格 | 21,384円 (月891円 × 24回) |
月額料金目安 | 1,971円(3年目以降 1,080円) |
OS | Android 4.2.2 |
ディスプレイ | 5.5インチ(960 × 540) |
CPU | クアッドコア 1.3GHz |
メモリ | 1GB |
ストレージ | 4GB |
重量 | 180g |
バッテリ容量 | 2,500mAh |
その他 | カメラ(前面・背面)、Wi-Fi(802.11 b/g/n) |
TONEモバイルの販売するスマートフォンです。
何が子供向けなのかといいますと、色々と細かくロック等の設定が出来ることです。有償アプリのダウンロードの可否や、使えるアプリやゲームの選択、閲覧可能なWEBサイトの指定や一日の使用時間制限の設定、現在地の確認など、子供の年齢に合わせて細かく設定出来るようになっています。
ロックは解除することも出来るので、制限が必要なくなってからも使い続けることが可能です。よく子どもがスマートフォンを使っていて、知らない間に高額請求がされてしまう等というニュースを聞いたりしますが、このスマートフォンを持たせてあげればそのような心配も減りますし、何かの時の連絡出来るツールとして、とても重宝するかと思います。
さらにTONEモバイルの格安SIMは、月額1,080円だけしかかからないので、家計の負担も極力減らすことができます。さらにサポートも充実しており、何か分からない事など、遠隔サポートを無料で受けることもできたりします。
スマートフォンの性能としては、子どもやシニアの方用のスマートフォンとして作られており、かなりスペックは低いものになっています。もう1機種、スペックが良いものも販売されていますので、スペックが気になるようでしたら、10,000円高くはなりますが、購入することもできます。
TONE モバイルの詳細な記事はこちらをご覧ください。
・月額1,000円~!スマホ初心者やご年配・子供におすすめのTSUTAYAのスマホ
https://www.sim-jozu.net/archives/3962
※こちらの格安SIMは、子ども用としてTONE モバイルのプランです。
8インチのタブレットでネットを快適に楽しみたい方向け
名称 | ASUS ZenPad 3 8.0 |
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価格 | 約36,000円 (月1,500円 × 24回) |
月額料金目安 | 3,822円(3年目以降 1,566円) |
OS | Android 6.0 |
ディスプレイ | 7.9インチ(2,048 × 1,536) |
CPU | Snapdragon 650(ヘキサコア) |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 32GB |
重量 | 320g |
バッテリ容量 | 4,680mAh |
その他 | Bluetooth、GPS、カメラ(前面・背面) 、Wi-Fi(IEEE802.11 a/b/g/n/ac) |
ASUSは、以前Googleのスマートフォン「Nexus 7」や「Nexus 5」等を製造していたことのある会社です。ASUSは、以前は割安なコスパの良いスマをを販売していたのですが、最近では少々スペックが高くて価格も高い商品が多くなってしまいました。
こちらのタブレットも、かなりスペックは高いものになっています。
こちらの端末もヨドバシカメラ等の量販店でも販売されているので、一度どんな商品か触ってみるもの良いかと思います。2年払いの24回払いとすると、端末台は月額1,432円なので、格安SIMとの組み合わせで、月額料金は3,570円(税込)で、スマホを持つことが可能となります。
※格安SIMはBIGLOBEモバイルの「データ専用SIM(6GB高速通信付)」のプランです。
私も7インチのタブレットに格安SIMを入れて使っているのですが、電話としてはソフトバンクでホワイトプランのみで月額980円で契約し、2台持ちにしています。
・【おすすめ】格安SIMを7インチタブレットで2台持ちで月額1,983円
https://www.sim-jozu.net/archives/1663
格安SIMも通信のみのプランであれば、自分のライフスタイルにあった色々なプランから選ぶことが出来るようになります。私の場合は、以前はOCN モバイル ONEの日次プランを利用していましたが、最近では最安値のプランでも3GB使えるようになった為、IIJmioの月次プランに変更しました。
日次プランだと、余った容量の繰り越しが次の日までしか繰り越されないのに対し、月次プランだと、次の月まで繰り越しされるからです。その為、3GBプランでも容量を繰り越せば、最大で月に6GB使えることになります。
月額料金としては、音声通話のソフトバンクでホワイトプラン(934円)+ユニバーサル料(3円)+消費税(8%)で合計1,011円。IIJmioの3GBプランで972円。合計1,983円で、スマホを楽しんでいます。