この記事をかんたんに書くと…
- 防水・防塵、おサイフケータイやARCoreにも対応した国内メーカースマホ
- 約30,000円でAnTuTu ベンチマーク30万超えのコスパの良いミドルレンジスマホ
- 価格.comで人気ランキング1位に輝いている理由に納得
価格.comで人気ランキング1位の、ミドルレンジスマホ「SHARP AQUOS sense4」を購入しました。国内メーカーの発売するスマホということもあり、防水・防塵、おサイフケータイにも対応しています。格安SIMのBIGLOBE モバイルで20,000円相当のポイント還元なので、実質10,472円で購入できることになります。
この金額でAnTuTu スコアが約303,635(v9)だと、かなりコスパの良いスマホですよね。ただ、通常は30,000円近い金額なので、相応の価格だと思います。ということで、レビューを書いていきます。
目次
「SHARP AQUOS sense4」のスペック
「SHARP AQUOS sense4」のスペックは、CPUはQualcomm Snapdragon 720G(オクタコア)、ディスプレイは5.8インチ(2,280×1,080)、メモリは4GB、ストレージは64GB、バッテリ容量は4,570mAh、メインカメラは標準1,200万画素と広角1,200万画素と望遠800万画素の3眼、インカメラは800万画素になります。
SIMカードはnano SIMで、デュアルSIM デュアルVoLTE(DSDV)にも対応しているので、2枚のSIMを同時に利用することも可能となっています。ただ、デュアルスロットですので、microSDカードを挿入した場合には、SIMは2枚しか使えません。
国内メーカーの商品ということで、防水・防塵、おサイフケータイにも対応しています。さらにポイントなのが、安い価格帯のスマホでは対応していないことの多い、「ARCoreコア」にも対応しているところです。その為、ポケモンgoなどの「AR+」機能にも対応しており、ポケモンがその場にいるかのように、写真を撮影をすることも出来ます。
SHARP AQUOS sense4の同梱品。とてもシンプル。
「SHARP AQUOS sense4」の同梱品はこちらになります。海外メーカーのスマホでは、クリアケースやイヤフォンが付属していることが多いのですが、「SHARP AQUOS sense4」にはどちらも付属していませんでした。
スマホ本体の他に「USB type-C 一体型充電器」「クイックスタートガイド」が付属していました。スマホの画面には保護フィルムも貼ってありません。
SHARP AQUOS sense4の外観
本体の右側面には、画面左から電源ボタンとアシスタントキー、音量ボタンがあります。他のスマホだと、アシスタントキーの位置が電源ボタンの位置なので、とても紛らわしいです。。。
そして、本体の左側面にはSIMスロットのみ。こちらのスマホはSIMスロットを爪で引っ張り出すことが可能です。ピンがなくてもトレイを出せるのは嬉しいですね。
本体の底面には、USB type-C端子とスピーカーがあります。
本体の上部には、マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック。
ボディは指紋が付きにくい感じのマットな質感となっており、指紋認証は本体の前面に配置されています。個人的には指紋認証は、背面に配置されていた方が使いやすいのですが。。。
AnTuTu ベンチマークスコアは303,635(v9)
「SHARP AQUOS sense4」は初期の状態ではAndroid 10なのですが、いくつかシステムのアップグレードをした後、Android 11になります。Android 10 と11では大幅な変更はありませんが、ナビゲーションボタンなどの仕様の変更もあるようですので、慣れない場合には昔の3ボタンのナビゲーションに戻すのも良いのではないでしょうか。
・Androidスマホで「戻る」「アプリ切り替え」ボタンがなくなった
https://www.sim-jozu.net/2103/android-gesture-navi
AnTuTu ベンチマークスコアは、AnTuTu Benchmarkのバージョン9.0.1で計測したところ、303,635でした。AnTuTu Benchmarkのスコアはv8と比べると15%ほど高くなっている傾向があるようですので、v8で言えば264,030くらいのスコアになるかと思います。20万超えであれば、なかなかのスペックで、最近のスマホではミドルレンジ程度のスペックになります。
カメラは光学2倍にも対応でなかなか綺麗
次にカメラの性能を見てみたいと思います。実際の写真が分かるように補正はしていません。
「SHARP AQUOS sense4」にはAIが搭載されており、撮影シーンや被写体に応じて最適な撮影モードを自動で選択してくれます。また「ナイトモード」により夜景を自動で判定し、白飛びを抑えて綺麗に撮影できるほか、暗がりの中の人物も明るく写すことができるそうです。実際はどうでしょうか。
まずは曇りの日の屋外で、植木を撮影してみました。
しっかりと草の輪郭やボケ具合が再現されています。
100%表示で見てみても、草の細かい毛までが撮影されているのが分かります。
次は、晴れた日に桜を撮影してみました。
100%表示で見てみると、少々ぼんやりとして色飛びしてしまっていますね。
今度はライトアップされた「寝ているカビゴン」を撮影してみました。
ぶれずに、綺麗に撮影されています。
100%表示で確認してみると、滲んでしまっていますが、夜景なので仕方がないところかと思います。
丑のイルミネーションを撮影。
100%表示にしても、しっかりと綺麗に撮れているのが分かります。
薄明かりの中、鬼滅の刃の善逸人形を撮影してみました。
薄明かりでも、しっかりとぬいぐるみの質感などが表現されています。
まとめ
日本のメーカーのスマホは、性能の割に価格が高い傾向にあるのですが、「SHARP AQUOS sense4」はコスパの良いスマホだと思います。価格.comの人気ランキングで1位になるだけありますね。防水・防塵、おサイフケータイにも対応しているということで、ドコモやauなどの大手キャリアから格安SIMにMNPする際などに、丁度良いスマホなのではないでしょうか。
・AQUOS sense4 SIMフリー(SHARP 公式サイト)
https://jp.sharp/products/shm15/