この記事をかんたんに書くと…
- 18,000円前後でAnTuTuスコアは191,724の使いやすくてお手頃なスマホ
- インカメラはノッチではなくパンチホール式で、画面左上に配置
- カメラの色味は若干濃いめで、AI判定がイマイチ
モトローラのミドルレンジスマホ「moto g8」を購入しました。OCN モバイル ONEなどの格安SIMとのセットで13,000円くらい、Amazonなどでスマホを単体で購入すると20,000円くらいで購入できます。
この金額でAnTuTu スコアが約191,724(v9)になります。13,000円ならコスパが良いですが、20,000円だと相応の価格ですね。AR Coreには対応しているのですが、海外メーカーのスマホなので、おサイフケータイや防水・防塵には非対応、NFCにも非対応となっています。ということで、レビューを書いていきます。
目次
「モトローラ moto g8」のスペック
「モトローラ moto g8」のスペックは、CPUはQualcomm Snapdragon 665(オクタコア)、ディスプレイは6.4インチ(1,560×720)、メモリは4GB、ストレージは64GB、バッテリ容量は4,000mAh、メインカメラは標準1,600万画素と広角800万画素とマクロ200万画素の3眼、インカメラは800万画素になります。
SIMカードはnano SIMで、デュアルSIM デュアルVoLTE(DSDV)にも対応しているので、2枚のSIMを同時に利用することも可能となっています。ただ、デュアルスロットですので、microSDカードを挿入した場合には、SIMは2枚しか使えません。
国内メーカーのスマホだと、防水・防塵、おサイフケータイにも対応していることが多いのですが、モトローラは海外メーカーのスマホなので、残念ながら対応していません。ただ、安い価格帯のスマホでは対応していないことの多い、「ARCoreコア」に対応しているので、ポケモンgoなどの「AR+」機能にも対応しており、ポケモンがその場にいるかのように、写真を撮影をすることも出来ます。
「モトローラ moto g8」の同梱品
まずは、こちらが化粧箱になります。
「モトローラ moto g8」の同梱品はこちらになります。海外メーカーのスマホということもあり、クリアケースやイヤフォンが付属しています。あとは、スマホ本体の他に「USB type-C ケーブル」「USBアダプタ」「クイックスタートガイド」が付属していました。
スマホの画面にはフィルムが貼ってあるのですが、本体の説明が書かれているので、剝がさないと画面が見えません。別途フィルムは用意するようにしましょう。
モトローラ moto g8の外観
本体の右側面には、画面左から音量ボタンと電源ボタンがあります。
本体の左側面には、SIMカードやmicroSDカードを挿入するSIMスロットがあります。ピンを穴に刺して、スロットを引き出す一般的なタイプになります。
本体の底面には、USB type-C端子とスピーカーがあります。
本体の上部には、マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック。
ボディは残念ながら、テカテカの安っぽい質感で指紋が付きやすいタイプになっています。3眼カメラの他に、モトローラロゴが刻印された指紋認証が配置されています。
「moto g8」には、上部もベゼルレスでありながら、ノッチではなくパンチホールのカメラになっています。
多くのスマホでは、画面の真ん中上部に配置されているインカメラが、「moto g8」では画面の左上に配置されています。
AnTuTu ベンチマークスコアは191,724(v9)
「モトローラ moto g8」の起動直後のストレージの使用容量は約13GBになります。今回、旧スマホからデータ移行をした為、若干増えてしまっていますが、空き容量には余裕がありますね。ストレージの合計は64GBなので、約51GBが空いていることになります。
また、512GBまでのmicroSDに対応していますので、アプリをたくさんインストールする場合、写真や動画をたくさん撮ることが多い場合、音楽や映像などを入れたりすることが多いような場合には、microSDを別途購入して、利用すると安心ですね。
AnTuTu ベンチマークスコアは、AnTuTu Benchmarkのバージョン9.0.3で計測したところ、191,724でした。思っていたよりもスコアは良く、最近のスマホではミドルレンジ程度のスペックになります。
また「モトローラ moto g8」は初期の状態ではAndroid 10ですが、2021年のどこかでAndroid 11が配信予定のようです。
カメラは色味が若干濃いめ。AI判定が微妙
次にカメラの性能を見てみたいと思います。実際の写真が分かるように補正はしていません。
「モトローラ moto g8」にはAIが搭載されており、撮影シーンや被写体に応じて最適な撮影モードを自動で選択してくれます。
まずは晴れの日の屋外で植木を撮影してみました。
綺麗に撮影されているのですが、100%表示にしてみると、少々輪郭がぼけ気味になってしまっています。
次に広角モードを試してみます。
通常は「×1.0」と表示されている数字をタップすると「×0.5」と表示されて、広角で撮影されるようになります。まずは通常モード(×1.0)での撮影になります。夕方の撮影になります。AI判定では、特に「風景」などにはならなかったのですが、そのようなモードはないのでしょうか。
広角モードにすると、かなり広い範囲が撮影されるようになりました。ただ、若干色味が異なっており、夕日の色味が強調された感じになっています。
今度は花を撮影してみました。AI判定では特に「花」とかにはならないのですね。
通常モードでの撮影では、100%表示でも綺麗に撮影されていますね。
ただ、マクロモードで撮影した場合には、拡大はされるのですが、画像が若干荒くなってしまいました。
最後に、室内で鬼滅の刃の“400億の男”間近の煉獄さんを撮影してみます。
煉獄さんは料理ではないのですが、AIに「料理」と判定されて、色がかなり濃い目になってしまいました。100%表示で見てみると、しっかりとぬいぐるみの質感は再現されています。
まとめ
15,000円~20,000円で購入出来て、スペックは悪くもなく良くもなく「丁度良い」感じなので、余程のヘビーユーザーでなければ、使いやすくておすすめのスマホになります。若干、カメラのAI判定が微妙なところがありますが、綺麗には撮影されますので、良しとしましょう!
・moto g8(モトローラ 公式サイト)
https://store.motorola.co.jp/item/MOTOG8.html