この記事をかんたんに書くと…
- 楽天モバイルのスーパーホーダイがリニューアル
- 楽天会員のダイヤモンド会員なら、月2GB・10分通話し放題で月額980円~使える
- 「5分かけ放題」も、月額850円の料金据え置きで「10分通話し放題」に
格安SIMの「楽天モバイル」が、2018年6月14日20時から「スーパーホーダイ」のサービス内容がリニューアルされました。なんと、楽天の会員でダイヤモンド会員なら、1年間は月額980円から利用することができます。
さらに、他の格安SIMでは月額850円前後の通話定額オプションが、価格据え置きで「5分通話し放題」から「10分通話し放題」に改良されたにもかかわらず、楽天モバイルだけは月額850円で「5分かけ放題」を貫いてきました。ところがついに2018年7月1日より、楽天モバイルも価格は据え置きで、「5分かけ放題」のサービスが「10分かけ放題」に変更になります。「やっとか。。。」という感じですね(^^;
このこともあり、私の中では楽天モバイルのお勧め度は低くなっていたのですが、今回のサービスのリニューアルにより、再びおすすめできる格安SIMになりました!
>> 楽天モバイル の詳細はこちら
目次
楽天モバイルの2つのプランの違い
楽天モバイルには、他の格安SIMと同じような「組み合わせプラン」と、通話し放題がセットになって、容量超過後も1Mbpsの速度で通信できる「スーパーホーダイ」という2種類のプランが用意されています。それぞれのプランの容量毎の料金は以下のようになります。
組み合わせプラン
「組み合わせプラン」は、一般的な料金プランになります。通話定額もついていないので、データ専用でSIMを使いたい場合には、こちらのプランになります。10分通話し放題(2018年7月1日から)はオプション料金で、月額850円になります。また、高速通信の容量を使い切った後は、通信速度が最大200kbpsに制限されます。
スーパーホーダイ
そして、こちらが「スーパーホーダイ」のプランになります。10分通話し放題(2018年7月1日から)がセットになっており、高速通信の容量を使い切った後は、通信速度が最大1Mbpsに制限されます。また、「スーパーホーダイ」の場合、長期契約をすることで最大2年間の基本料金が割引されるというメリットもあります。
「スーパーホーダイ」の変更内容
「スーパーホーダイ」の内容は、2018年6月14日20時から変更になりました。旧スーパーホーダイと新スーパーホーダイの内容を比較すると以下のようになります。
旧スーパーホーダイ | 新スーパーホーダイ |
---|---|
3年契約で20,000円のキャッシュバック | 3年契約で基本料金が2年間1,000円割引(合計24,000円) |
2年契約で10,000円のキャッシュバック | 2年契約で基本料金が2年間500円割引(合計12,000円) |
楽天モバイル会員は基本料金が1年間1,000円割引(合計12,000円) | 楽天モバイル会員は基本料金が2年間500円割引(合計12,000円) |
ダイヤモンド会員はさらに基本料金が1年間500円割引(合計6,000円) | ダイヤモンド会員はさらに基本料金が1年間500円割引(合計6,000円) |
楽天でんわは5分通話し放題 | 楽天でんわは10分通話し放題 |
高速通信容量は最大14GB(プランL) | 高速通信容量は最大24GB(プランLL) |
「組み合わせプラン」へのプラン変更はできない | 最低利用期間が終了すれば「組み合わせプラン」へのプラン変更ができる |
「スーパーホーダイ」の長期契約によるキャッシュバックは終了してしまったのですが、その分、基本料金からの割引が新設されました。これにより、割引金額は全体的に増えています。「組み合わせプラン」と比べると割高ではあるのですが、高速通信の容量を使い切った後も、通信速度が最大1Mbpsで使えるので安心ですよね。
さらに、1年目だけではありますが、楽天のダイヤモンド会員であれば、月に2GB・10分通話し放題のプランSなら、月額980円で利用できるのも魅力的です。2年目は月額1,480円で利用できます。スマホの機種代金が月2,000円だったとしても、月額2,980円~3,480円で利用できますね。
人気のY!mobileやUQmobileとのサービス比較
楽天モバイルの「スーパーホーダイ」と、人気のY!mobileやUQmobileと比較してみましょう。
高速通信の容量を使い切った後は、他社では128kbpsや300kbpsに制限されてしまうのに対し、楽天モバイルでは1Mbpsの速度が出ます。また、余った容量のデータ繰り越しができるのも大きいですね。
さらに10分かけ放題で、10分を過ぎてしまった分の通話料が、Y!mobileやUQmobileでは20円/30秒なのに対し、楽天モバイルでは10円/30秒で利用できます。格安SIMでは、ほとんどの会社で超過後の通話料は半額になるのですが、Y!mobileやUQmobileでは半額になりません。
また、Y!mobileやUQmobileは2年毎に縛りが更新されるのですが、楽天モバイルや他の格安SIMは、最低利用期間さえ過ぎてしまえば、その後はいつ解約しても違約金などは発生しません。
Y!mobileやUQmobileのメリット
逆にY!mobileやUQmobileは、通信速度が速い点がメリットになります。楽天モバイルなどの格安SIMでは、通信速度は遅めになっています。さらにお昼の時間帯や夕方の時間帯は、極端に通信速度が遅くなってしまいます。楽天モバイルの「スーパーホーダイ」も、超過後は基本的には最大1Mbpsなのですが、12時~13時と18時~19時は300kbpsに制限されます。
また、Y!mobileは全国にショップがあるという点もメリットになります。ショップがあることで、ドコモなどの大手キャリアと同じように、設定をやってもらえたり、サポートを受けることができるのです。その点では、スマホの扱いに慣れていないユーザーにはおすすめですね。
>> Y!mobile(ワイモバイル)のクチコミ・評判やサービス内容
もう一つ、Y!mobileで使えるメールアドレスは、ドコモなどの大手キャリアに、キャリアメールとして認識されているメールアドレスになります。その為、格安SIMやパソコンなどからドコモなどにメールを送信しても届かないことがあるのですが、Y!mobileであればそのようなことにはなりません。
>> Gmailでドコモ等にメールが届かない。キャリアメールを500円で取得する方法
まとめ
このように、格安SIMはメリットもあればデメリットもあります。
基本的には、通信速度やショップでのサポートを重視するのであれば「Y!mobile」、ある程度スマホの扱いになれていて、より安くスマホを使いたいのであれば楽天モバイルなどの「格安SIM」が良いかと思います。
楽天モバイルは、利用金額に応じて楽天ポイントを貯められますし、逆に貯まっている楽天ポイントを、スマホの月額料金の支払いに充当することもできます。さらに、楽天モバイルの通話SIMを契約していると、楽天でのお買い物のポイントが+2倍になるので、楽天会員であれば「楽天モバイル」はかなりおすすめです。
>> 楽天モバイル の詳細はこちら